「なんて悲しいんだろ」エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命 ひかりすぎさんの映画レビュー(感想・評価)
なんて悲しいんだろ
クリックして本文を読む
2023東京国際映画祭にて鑑賞。
6歳の頃にユダヤ教だから誘拐されて
洗脳されてキリスト教徒にされて成長し
正しいと信じるものが家族と違っていってしまった。
垣間見える本来の彼が暴動を起こすシーンは胸が痛む。
母親の臨終にキリスト教徒の洗礼をしようとし
拒まれて放心した顔が本当に切なくて涙が出た。
宗派は全く違うけど、宗教をもつ家族に生まれた私にはとても深いところをえぐられた作品。
宗教と家族にここまで仔細に踏み込んだ作品は初めて見た。
映像が暗すぎるのは効果というよりも技術的な問題も感じたので、そこは残念。
コメントする