「カメラワークと映像美、脳内美食で満足。」ポトフ 美食家と料理人 masayasamaさんの映画レビュー(感想・評価)
カメラワークと映像美、脳内美食で満足。
ビノシュ初めて見たのはカラックスの「汚れた血」。あのころドレピューの方が好きだったなぁ、、
もう遥か昔のことじゃ、、、、。
話は料理研究家?と料理人の話。
大人の愛、プロの信頼関係、友情と少しの蘊蓄。
若い子や食に興味の無い人やエンタメ好きの人には物足りない映画だと思うが、わたしにはドンピシャ(死語)だった。
鬼のように美しい映像と流れるようなカメラワーク。押さえた演技とドラマチックにしない演出。
余計な説明のない脚本もよいのかも、、
なんかいいバランスだ!カッコいい!自分を大きく見せてなんぼという最近のビジネス潮流にうんざりしてるんで、作って勝負みたいな職人の世界に憧れる。
素材のハーモニーって言ってたけど、この映画もガチャガチャしない良いバランスで大人の味だった。
音楽はほぼ無しで牡蠣の殻外してる所とか料理の音と料理人の息づかいが生々しく胃袋直撃です。
アーニャテーラージョイに似た才能の塊みたいな女の子ボニーシャニョーラボワールが出て来て希望を繋ぐ。
どっちも名前長いなぁ、、。
はい、目が離れてる子が好きですがなにか?
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