「彼女のもとへ」墓泥棒と失われた女神 ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
彼女のもとへ
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主人公アーサーと彼女との仲睦まじいシーンから
始まりますが、どうやら彼女は亡くなっているらしい
ことが劇中でわかります。
だからか、アーサーはきったない身なりをしていて、
基本的に不機嫌な感じなんですね。
世捨て人かな?と思うくらいに。
でも、イタリアという女性といい感じになったり、
墓泥棒がバレて嫌われたり、再開してまたいい感じに
なったり、またそこから逃げたりと、
まあ、落ち着かないんですよね。
このあたりも世捨て人感があります。
アーサーは墓泥棒として遺跡を発見する能力があるとか
凄いやつでありながら、盗掘品を売り捌く
スパルタコと対峙するあたり、
なかなか面白かったです。
女神像の首を海に投げ込むのも気持ち良かったです。
そしてラストは落盤事故にてきっとアーサーは亡くなる
のですが、そこで彼女が出てきて、彼にとっては
きっと良い人生の締め方だったのでしょうね。
なんとも不思議な映画でした。
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