「「真実」とは」落下の解剖学 ぞのさんの映画レビュー(感想・評価)
「真実」とは
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裁判が進むにつれて見えてくる夫婦の関係。
裁判の結論としては妻は無実となるけれど、本当のところは分からないという形で物語は終わります。
真実は当人しか分からない。
判断がつかない時は自分の中で「これが真実」と信じて前に進むしかない、例えそれが実際には真実でなくても何が真実かなんて誰にも分からないのだから。
作中、いろんな視点に切り替わるカメラアングルや、言語の使い分けなどのシーンから「真実」って何だろう、、という気持ちにさせられ、「真実」の不確かさに気付かされます。
不思議と引き込まれる面白い作品でした。
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