「アカデミー賞というだけで期待したのが失敗」落下の解剖学 イシノイシカワさんの映画レビュー(感想・評価)
アカデミー賞というだけで期待したのが失敗
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旦那が死んだ。
事故?他殺?それとも自殺?
なぜ?真実は?
どんどん出てくる新事実、果たして妻はやったのか、やっていないのか?
何の情報もなく、ただアカデミー賞というタイトルのみで見た。
夫が死んだ妻と子の話。
亡くなった理由はわからず妻がやったのか、やっていないのか。そこら辺をはっきりさせずに物語は進む為、サスペンス形式な映画なんだと思いながら見た。
今思えば、アメリカのエンターテインメントな映画に慣れすぎてしまっていたのかもしれない。
物語はそこに重きを置いていなかったのだろう。
「考えても、情報が少ないけど結論を出さなきゃいけない。そんな時は自分で決めるんだ」
そんな言葉が芯にあると感じるような映画だった。
まあ、大事な言葉というのはわかるけど、ちょっと軽い、若い気がする。
結局真実はわからず終い、しかし親子の絆は強くなったのでした。みたいな話。
大した感動もないし、エンターテインメント性もない。なんだかぼやけた映画に感じた。
フランス映画ってこういうもんか。
時間も長いし、損した気がする。
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