「なぜまた映画を撮ったのか?」枯れ葉 masayasamaさんの映画レビュー(感想・評価)
なぜまた映画を撮ったのか?
カウリスマキファンではないが、何本か観ている。
不景気さと職場の不安定さ、その中での純愛。社会的に孤立した人が肩を寄せ合って生きていく様をユーモアを交えて淡々と描く。しみじみと切ない大人の愛なのだ。
ラジオではウクライナの戦況が繰り返しながれる。過去に何度もソビエト連邦と死闘を繰り返し、祖国の一部を奪われたフィンランドのロシアへの恐怖感がひりひり伝わる。カウリスマキがまた映画を作った原動力の一つにロシアと隣接する国の恐怖感があっのかも知れない。
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