劇場公開日 2023年12月15日

「悲恋のままで良かったのでは?」枯れ葉 ユメノトチュウさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5悲恋のままで良かったのでは?

2024年1月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

 最後まで結ばれない二人であって欲しかった。
私は始めてアキ・カウリスマキ監督の映画を見ました。私は数十年前からミニシアター系の映画も鑑賞していて何時かは、同監督の映画を見てみたいと思っていました。
同作品を鑑賞される方はビム・ベンダース監督さんの作品と比較しつつ鑑賞される方もいらっしゃるのではないでしょうか?

あまのじゃくの私からすると当作品の中で主人公、ヒロインの人生の厳しさ不条理さを見せつけられる中で最後ハッピーに終わると今までが何だったのかと思いました。
最後は結ばれないか別々のパートナーと結ばれる方が作品の重さに繋がるような気がしました。
当週に上映されていたビム・ベンダース監督の「PERFECTDAYS」の方が何も足さない何もひかない抑揚のない作品で印象に残った。

ユメノトチュウ