「時代に合った作品」お終活 再春!人生ラプソディ うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)さんの映画レビュー(感想・評価)
時代に合った作品
映画を映画として観に行こうとする高齢者やその家族が観ることを主目的に作られたとしか思えない作品。
これからの人生おおよその人に訪れるテーマ、加齢による老化、介護と終活がユーモアを交え見せられる。元気なキャストばかりで実際に介護や看護をしている人にはこんなもんじゃないと言われるかもだが、それは人それぞれ状況が違うから言っても詮無い事。介護認定の話から施設入所やサービス付高齢者住宅、集合墓地など現代に更新された新しい形のものも紹介される。ただそう言うシーンが少々鼻につくものの、この情報を必要としている観客には問題なく受け入れられている様子だった。
作品としては吉本新喜劇並に偶然が偶然を呼ぶ形で繋がっているのでこう言うふざけ方がキライな人にはお勧めしません。私もキライな質なのですが、目の前お客様が喜び感謝しながら帰って行かれると悪い評価を付ける気にもならず…
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