ネファリアスのレビュー・感想・評価
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ベーコン・ダブル・チーズ・バーガー
台詞の緊迫したやり取りはまるで良い舞台をみるようで実に見応えがあったが、罪悪感につけ込んだりキリストを「カーペンター」と呼んだりする「キリスト教あるある」に馴染んでいれば刺さり方がもっと深いんだろうな。
警察官が実弾装填した銃を刑務所内に持ち込めるとは知らなかった。
すんごい良かった、予想よりはるかに面白かった こういう、人数少ない...
すんごい良かった、予想よりはるかに面白かった
こういう、人数少ない系でセリフ多い系の作品は、
映画も舞台も好き
ただ、この宣伝写真はどうなの?
わかりづらいし、映画の雰囲気を掴みづらい
キリスト系の人たちにとってはこれで良いのかな?
めっちゃ面白い!!!w いやー、こんな部屋一つの空間の中で、映画は...
ネフェリアスは悪魔の名前らしい。
緊迫した会話劇
幾らスタン・ウィンストンの特殊メイクで楽しませてくれた「クモ男の復讐」を作ったからとはいえ、「Unplanned」で「神様万歳」を唱え、「神は死んだのか」の脚本で無心論者の改心を試みた監督たちですからねぇ。
なんか仕掛けてくると思って構えていたら、そこまで「神様を信じましょう」にはならない作品になっておりました。
監督たちとしては「悪魔」の存在を現実のものとして描き、エンドロール後に悪魔の言葉を観客たちに聞かせる事で、不安に駆られた無心論者の改心でも狙ったのかもしれませんが、2人の役者による会話劇がスリリングに展開する為、「神様」や「悪魔」の存在そのものなんかどうでもよくなってしまいました。
絵的には画面の切り返しが多く、セットも同一の場所がメインなので退屈してしまう事が多いかもしれませんが、2人の役者による緊迫した会話に引き込まれると、途端に楽しめるはずです。
特に悪魔にとり憑かれた犯罪者の台詞廻しがとても効果的でした。
突然、大声を張り上げて精神科医を動揺させるシーンなどは目を見張る演技でした。
打って変わって、死刑に怯える仕草も凄かった。
本当に哀れにしか見えない演技にひたすら震えてしまいました。
「インディーズのキリスト系映画はちょっと苦手」という人でも充分鑑賞可能な作品。
神様万歳でもないし、改心させる中身でもないので2人の危機迫る会話劇に興味のある人はチェックしてみてください。
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