「十全に楽しむなら予備知識が必須だがわからないことも面白い」アステロイド・シティ 吟野さんの映画レビュー(感想・評価)
十全に楽しむなら予備知識が必須だがわからないことも面白い
『欲望という名の電車』が好きだからテネシー・ウィリアムズへのオマージュというか題材にとってるのがとにかく楽しすぎた。
暗喩が多用された組子構造になってることもあり、正直よく分からない部分も多いし難しかった。でもパフォーマンスアクトの取り込み方が秀逸だったし、『欲望という名の電車』関連だからだけど恩田陸の『チョコレート・コスモス』(小説)の作中劇と構造が近しいといえなくもないなと思うなどした。
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