「今の映画界は何?!ポリコレ云々はもういい!こういう事なんだ!」エリック・クラプトン アクロス24ナイツ ゆきさんの映画レビュー(感想・評価)
今の映画界は何?!ポリコレ云々はもういい!こういう事なんだ!
クラプトン信者ではないけれど大好きです。強く残っているエピソードとしてクラプトンの生い立ち。
母と思っていた人が祖母で、姉と思っていた人が母だった。
「自分の母になってくれるか?」
「NO」
絶望が根底にある人だという認識です。ジョージ.ハリスンやパティとの関係。ドラッグ、アルコール依存で長く苦しんだ時期が長い。「自殺しなかったのは酒がのめなくなるから」発言が恐怖だったな。。そして。。
本作の監督はデヴィッド.バーナード。
ビョークの「atロイヤルオペラハウス」←はい最高!!大好き!ずっと観てる!
や、ゴリラズ、レディオヘッドもかな?を手掛けたお方。期待が高まる!
⚫︎オープニングのオーケストラ!!
個人的にオケ入ってるライブが大好きなので、もう泣く。マイケル.ケイメンが指揮棒を楽譜にトコトコしながらノリノリなのが又泣く!
天国でも音楽を楽しんでいるかな。。
⚫︎そのままの流れでクロスロード。壮大だ。圧巻!もうここだけで満足すぎた。
⚫︎4人編成での
アイ.ショット.ザ.シェリフ
フィル.コリンズがいる!!
⚫︎ホワイトルーム クリーム時代よりこちらのアレンジが、かなり好きでした!
⚫︎1番思い入れのある「天国への扉」原曲はボブ.ディラン 色々な人がカバーしてるけど、クラプトンverが1番好き!私はこの曲を聴くと「泣く」とプログラミングされているので、もれなく泣く。悲惨なベトナム戦争や、あの川を渡る親子の写真、そしてトーマス.ヤーンの映画
「KNOCKING ON
HEAVEN'S DOOR」
を必ず思い出してしまう。
ちょっと期待したアレンジではなかったけど、フィルら4人並んでの演奏は新鮮でした。フィルの後ろポッケに入れた予備のスティックと両手のリストバンドに萌えましたw
⚫︎アルバート.コリンズ→バディ.ガイ 後ろに佇むクラプトンが美しい。
バディが長い!がライブ感ありましたw
⚫︎エッジ.オブ.ダークネス 素晴らしかった!!びっくりした!鳥肌!!かなり好き!
⚫︎聞き飽きた感のあった「ワンダフル.トゥナイト」オケとの共演で迫力があるのに、クラプトンの歌声が優しくて。パティとの幸せだったひと時に思いを馳せて、、、代わりに私が泣く。
⚫︎そしてレイラ イントロから痺れる。歌声もギターもオケに負ける訳がなく、しかもギターにタバコ!ファンサなのかと思わせるニクサよ!!
渋い!!最高かっ!!
⚫︎ラストは
サンシャイン.オブ.ユア.ラブ
目を閉じギターを奏でるクラプトンの姿はもはや神でした。じっくり聴く事が出来て幸せでした。みんなの笑顔が印象的でした。
全曲について書きたいのですが足りないよぉ泣 後はクラプトンに詳しい方々のレビューを見ようw
そしてこの後にコナー君の事があるんだ。。と思うと胸が締め付けられました。。又闇に戻らずこちらを選んでくれて本当に良かった!
本作は約30年前の、ノリに乗ってるクラプトンに会えて、ギターと歌声を聞けて至福でした。共演者もみんな才能溢れる音楽家ばかり!贅沢で濃厚な公演だったのだと容易く想像できますね!
全公演見た人っているのかな〜??
私は劇場でですが、あと2、3回は観るでしょう。パンフ買えなかったのでリベンジします!
昨今では引退するする詐欺と言われようと、4億超えのフェラーリを買おうと良いのです! 良いのです!
人間てすごいな。音楽ってすごいな。クラプトンてすごいなと思う。人種や国籍、性別なんて簡単に飛び越えるんだ。
同じステージに立つだけで良いんだ。
クラプトンを知らない方でも聞いた事のある曲があるはず!だし、知らなくても本物の才能を!多くの人に観て欲しい!!
失礼をば
共感ポイント&コメント、毎度ありがとうございます
ラスト曲の引っ張り続けたエンドパートは、オーケストレーションされなければ電気楽器以上のハイクオリティが得られない卓越したアレンジでしたね 弦楽器をロックに持ち込むことは若い時分には認められなかったのですが、ジジィに成り下がって改めてその分厚い重層感に心のふくよかさを感じざるを得ません
一時期、母親を姉だと思い込ませられた幼年期の件等、ほんとに稀代のギタリストの人生は一筋縄では行かないコンプレックスを抱えることが宿命づけられている事に、羨望と不憫を強く感じざるを得ません
勝手な思い込みの羅列、失礼しました