テリファーのレビュー・感想・評価
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シリアスでシンプルな良作
レンタルDVDでの観賞でしたが、追う・追われるのシンプルな展開で、心拍数に呼応するようなBGMに終始ドキドキハラハラでした。
冒頭の女性を襲った正体も最後の伏線につながっていくので、秀逸でした。
人形の子守りをしていた女性は助かってほしかったのですが、歯形で身元調査をする最初の遺体かな?アートの精神年齢は低そうだが、知能はそこそこありそうです。
まだ「ハロウィン」のマイケルの方が紳士に感じます。
ビクトリアは、やはりアートに犯されてしまった感じです。
けっこうよかった
アートクラウンが気味悪くて、映像の安っぽさもまた気味の悪さを増量している。何にもしゃべらないのも怖いし、センスがなくてかっこよくないのも怖い。見ていて嫌悪感がすごい。怪人とかコスプレがかっこいいと、センスのある人がスタッフにいることや作り物としての上質感がうかがえると、怖くなくなる。アートクラウンはセンスのない素人っぽくて本当に怖い。殺し方も徹底して容赦がない。無言なところも本当に怖い。
ギコギコしちゃうぞ♪
原題
Terrifier
感想
ホラー映画界期待の新星が登場した!
彼の名はアート・ザ・クラウン。
正体不明!目的不明!
ただ目についた人々をあらゆる残虐な方法で血祭りにあげていく!
近年稀に見る不快指数100%なゴア描写。
ハロウィンの夜の大虐殺が幕を開ける!
無口なコミカル白黒ピエロが不気味です。
どんなに痛そうな反撃にも決して声は出さないです笑
そしてほんとに容赦ない殺戮はヤバいです。
どんな殺され方も嫌ですね笑
生首ランタン、ノコギリギコギコ真っ二つが印象的でした!笑
タラもドーンもヴィクトリアも美人でした。
※マイルズ大虐殺
グロMAX
最初の狂気をつくるシーンから怖い怖い。あんなので襲われたらたまらん。
とにかく殺し方がグロすぎる。あんなことできる?普通はしないから大丈夫だけど。でもよく考えつくよなあ。
でも、過去女たちの警戒心の無さに少々呆れるし、イライラもする。
それにしても、あの状況下、殺人ピエロは死んでいないようだけど、彼は何者?人間だったら普通死ぬよねえ。
どういうこと?
2を見る為1を見たが、2を見る気力が無くなった。
これは映画なのか?
映画好きの学生がビデオ片手に趣味で撮った同人作品なのでは?
これに金を払って見た人が居ると言う事実だけで寒気がするし、この程度の映像を見て吐き気を催したり失神する人が居ると言う誇張された宣伝文句を見るだけで鳥肌が立つ。
そういう意味ではある意味ホラー。
B級スプラッタってこんな感じなのかな?
自分は「SAWシリーズ」や「CUBE」、「ファイナルデッドシリーズ」などしか見たことが無く、低予算でネタに走ったグロくも無いスプラッタ物に振れたのは初めてで、戸惑いを隠せない。
まずこの作品、「失神者続出!」「吐き気、眩暈を訴える人が後を絶たない」などの文言をよく見るが、そんな訳ない。
この程度で失神するなら、金田一少年の殺人描写で卒倒するわ。
吐き気はそれぞれの体質なので何とも言えないが、個人的な感想を述べると、これより「拷問男」の方が数百倍グロく感じたし、痛さの共感も凄かった。
次に、もっとも重要な「グロさ」だが
安っぽい効果音と下手なカメラ角度のせいで、まったくグロく感じなかった。
そもそも年齢制限が付いている作品のくせに、中途半端に切断面や性器を隠すせいで折角の解体シーンや殺害シーンなどが台無し。
恋愛ドラマでキスシーンを隠す様なモン。
隠すならやるな。
どうしても隠したいなら隠してもグロく映せる演出使え。
カオスチャイルドのプレゼントボックスみたいに。
あと、血の吹き出し方も演出が下手すぎ。
頸動脈や静脈切ったわけでもないのに、噴水みたいに血が噴き出す。
んな訳ねぇだろ。もっと人体解剖学勉強しろ。
この”非現実感”が相まって、後述の構成の下手さがより際立ってる。
あと、ヒロイン(になるのかな?)の殺し方も色々勿体ない。
やたらと付け回して、人まで殺して追い込んだのに、銃殺?
マジかよ。馬鹿なのか、アート・ザ・クラウン。
何で一瞬で殺すの?
コイツってハロウィンのマイケルやジェイソンと違って快楽殺人鬼だよね?
殺す事を楽しんで、いかに工夫を凝らして殺すかを楽しんでる快楽殺人鬼だよね?
何で一瞬で殺せる銃を使って、しかも足でも腹でも無く頭撃つの?
このシーンが一番意味わからん。
アートって何だよ、名前だけか?
ジョーカーも言っていたが、ナイフを携行して使うべきだった。
最後に、構成が下手すぎ。
アート・ザ・クラウンと言う謎の存在が、一人の女性を付け狙って、関わった人を殺しまくる。
これ自体に文句は無い。よくあるストーリーだ。
しかし結局、アート・ザ・クラウンは殺しても死なず、超常的な力を使う、言わば化け物だった訳だ。
それを理解したら、この作品各所の異常性も理解できる。
例えば「糸鋸で人を縦に真っ二つ」とか、「人の頭を踏みつけて砕く」とか。
あり得ない描写も、アート・ザ・クラウンが人じゃないと分かれば納得できるが、このネタバラシは映画クライマックスで行われる。
要はそれまで、アート・ザ・クラウンはただのイカれた犯罪者でしかなかった訳だ。
そんな人間が、人の胴体を糸鋸で縦に切ったり、頭を踏みつけて潰すシーンを見た人間がどう思うか知っているか?
「そんな訳ない」
そう小馬鹿にして笑うに決まってる。
まぁ正直、脚本もあって無い、スプラッタ作品にそこまでは求めていないが、グロが中途半端なら物語はしっかりと描いてほしかった。
何ていうか、全てが全て中途半端なんだよな、この作品。
無言で微笑みかけられる恐怖
アート・ザ・クラウンは何を求めているのか。
ただ殺人を楽しんでいるのか、誰かに相手にされたかったのか。いずれにせよ、殺し方に一貫性はなく、ただ残虐に人を殺めている。
トンカチで殴る、銃で何発も頭を撃ち抜く、逆さにして股から頭までノコギリで切り裂く、身体の一部を剥ぎ取って身にまとう、車で轢いた挙句に顔を食べる。最後の最後は絞首で終わり、アート・ザ・クラウンはまた世に放たれる。
続編の公開が楽しみである。
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