「なんか変な味の映画。」テリファー あぶらさんの映画レビュー(感想・評価)
なんか変な味の映画。
手前の人物と背景の暗闇があったら
そこから飛び出して来る何かを想像してこちらに緊張が走るという古典にして未だに有効な外連味ある手段を、
ほとんど使わない!
なんか普通に何かが出て来るスピードも遅いので近年の音とタイミングで脅かすホラーとは一線を画している。
というかそういうのが発展していく前のホラーみたいな雰囲気でありながら
古典のメタファーでもない感じ。
ピエロで笑わせようとしてるかどうかも演出的なものというよりも
役者のアドリブ的なものな気がするし、
なんか変な味のある映画!
妹役のタラがとても可憐で一番頑張っていたが
漢っぽさが仇に。
素敵な役者さんだった。
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