Dr. Bala

劇場公開日:

Dr. Bala

解説

東南アジアで毎年7日間、医療ボランティア活動を続けている大村和弘医師の12年間の軌跡を記録したドキュメンタリー。

東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科の医師で、難度の高い鼻腔腫瘍・頭蓋底腫瘍の摘出手術を日本で一番多く行っている大村和弘は、毎年1週間の夏休みを利用してミャンマーやカンボジア、ラオスなどの東南アジア諸国に趣き、医療ボランティアを行っている。現地ではビルマ語で「力持ち」を意味する「Bala(バラー)」があだ名となり、「Dr. Bala(ドクター・バラー)」と呼ばれ、現地の医師に自身の耳鼻科医としての技術と自信をもたらすことを使命に活動を続けている。

東南アジア諸国の多様で複雑な歴史と文化のなかで、その国ならではの問題や必要な医療を見極め、さまざまな壁を乗り越えていく大村医師。その力強い姿を通して、国を越えた人と人とのつながりや、そこで起こるドラマを描く。監督は映画、CM、プロモーションビデオなどさまざまな映像作品を手がけるコービー島田。

2023年製作/82分/日本
配給:KOBY PICTURES
劇場公開日:2023年4月29日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

フォトギャラリー

映画レビュー

5.0DR BALA 救命室のドラマより感動的でスリリング

2023年7月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

興奮

京都で今週一週間だけ上映中。監督の舞台挨拶付きで見てきたところです。
アジアの後進国に一人の医師がきっかけで回りを巻き込んでいく様子がすごいです。
ポルポト政権下、知識人が虐殺されたカンボジアの医療の技術も大村医師と慈恵大学のサポートで難しい手術をこなすまでに進歩し、その技術は日本を超える勢いです。

分野の違う人が見ても何かをしたいと言う意欲につながる素晴らしい作品です。

見ることのできる劇場が少ないのでできるだけ多くの方に見てほしいです。

大村医師のような医者が増えるきっかけになる作品かもしれません。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
KSクッキー

5.0人間の素晴らしさを再認識出来る映画

2023年6月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

人のために何か手助けしたい、という人間の素晴らしい面を十分に感じられる映画でした。
この映画を観て、主人公のように人情味のあるお医者さんを目指す人が増えればよいなぁ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
はなてん

4.0得たものを伝えていく

2023年5月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

やってあげるのではなく、やってもらうことで技術を伝えていく。

どんなことにも言えることで、自分が学んで得た知識や技術を伝えることで、また、別の人の知識や技術を増やしていく……
やってあげちゃえば早いけど、それじゃ、人は、技術は、育っていかない。

なんか、自分にヒントを貰えたような映画だった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
yoccy

5.0国際協力の模範

2023年4月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

国際協力はJICAや大手NGOの専売特許ではない。1人でもできる。ただし伝えるべきスキルが必要だ。それを痛感させられる。感動のドキュメンタリー!

コメントする (0件)
共感した! 1件)
トム