「不実の点描画」アシスタント berkeleyさんの映画レビュー(感想・評価)
不実の点描画
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The Assistant
主人公は頭が良く、アシスタントとしても優秀なことは疑いがない。それは男の同僚が茶化しながら仕事を押し付けながらも、謝罪文の添削は手伝ってくれるところに皮肉にも見て取れる
だからこそ彼女は映画業界に(とって) 残るべきだ、残るべきなのだけど
フィルムに紡がれる1日の後の日々を想像して哀しくなる、去るか、同化するのか、正しく導くor導かれる日を待つか
民衆に夢と正しさと教訓を紡ぐ上で、実生活の正しさは必ずしも必要とされていない。虚構と同時に、不実な環境を皮肉にも生み出しているシステムをただ眺める。
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