「誰の物語だったのだろうか」アイドルマスター シャイニーカラーズ 第3章 木花咲耶さんの映画レビュー(感想・評価)
誰の物語だったのだろうか
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良いところ
ライブはよく動くし、盛り上がる
プロデューサーがプロデューサーしてる
?なところ
結局のところ真乃の心境や行動の変化の理由や結果がよくわからない
アイドルものの定番、最終話でライブですが「終わりよければすべてよし」の流れで次につながる新キャラのお披露目もあり、王道らしく綺麗な終わり方。変に奇を衒わずきちんと終わらせたところは良かった。なにより、これまではAパートだけとかだったのを一曲まるまるやったのは特別感あって大事な曲なのがよくわかる。ファーストライブを彷彿とさせる描き方で知らない人も参加した人も満足できる出来だったと思う。あと、プロデューサーがきちんとプロデュースしてるのもいい。マネージャーじゃないか、と言われるアイマス関係の中できちんとユニットの具体的な理想像をつくることをやってて好感が持てる。居てもいなくても良いみたいな主要キャラは勿体無いからな。
とか言いつつ、センターの櫻木真乃は居てもいなくても成立してる気がするのが勿体無い。なんでセンターをやろうと決意したのか、以前にアイドルになろうとした部分も大きな契機がなくグラデーションみたいになってて、リアルかもしれないけど作劇としては弱い。しかもセンターになったからって、変化もほとんどないし、もうちょっと際立たせても良かったんじゃないかなあ。
1stライブの時に新ユニットが発表されていったのも再現されてたけど、2期シリーズやるんだろうか。全部揃うには4期くらいまで必要だし、正直無理っぽいなあ。
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