「もう少し移植を丁寧に描いてほしかった」はたらく細胞 ななしさんさんの映画レビュー(感想・評価)
もう少し移植を丁寧に描いてほしかった
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若い人が急性骨髄性白血病に罹患した場合、まずは抗がん剤治療を行い、1ヶ月くらいかけて白血病細胞をほとんど死滅させます。その後に必要な患者さんを見極めて造血幹細胞移植を検討します。
初手から造血幹細胞移植の1つである「骨髄移植」をすることはありません。造血幹細胞移植は治療そのものの死亡率も2割程度あるような過酷な治療で、1年でやっと体力がすこし戻るくらい大変です。(移植を控える患者さんや家族はちょっと安易に感じてしまうのではないかと思いました。)
骨髄バンクドナーを移植源としたようですがそこをもう少し丁寧に描くか、いっそ健康体になった父親をハプロドナーにすれば良かったのに、と思いました。
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