ランサムのレビュー・感想・評価
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突っ込みどころ満載だが、割り切って見れば何の問題もないさ
『ランサム』は、身代金を意味するが、最近だとランサムウェアのほうが有名だろう。
知らぬ間に、システムに入り込み使用不能にしてから身代金を要求するやつだ。
韓流アイドルのユン・ソンモが主演、
小沢仁志が助演した国産クライムサスペンス映画。
上記2人以外にテレビや映画でおなじみの俳優は出ていない。正直に言うと、私はユン・ソンモすら知らなかったくらいだ。
共犯者のうちリーダー格の兵藤を見て、「あ、サンドイッチマンの富澤たけしだ!」と思ったら、まったく別人だった(笑)。
”名前は知らないけど、見たことある” レベルさえいなかった。
音を消してしまえば、日本映画であることに気づくのが難しいかもしれない。
だが、それはマイナスではない。
すごく新鮮だった。
だが、色々と気になることはあった。
◆散弾の直撃を背中にくらっても頑張れる
◆防弾チョッキをしてるからといってゼロ距離から撃つ
◆満員のレストランで銃を乱射したのに、客は誰も気づいてない
◆貸金庫のカギを隠した札束を1億円の中から10秒で見つける(そもそも、いつ隠すことができた?)
◆誘拐の真相タネ明かしが早すぎて、謎解き要素がない
◆アイドル主演の割にアクションシーン少ない
突っ込みどころは、枚挙にいとまがない。
PM2:48、7:52、9:01、11:49…
シーンの切り替わりにあわせて、分刻みで時刻を表示するから、何かの伏線に違いない!
と頑張って覚えながら見たのに、何の意味もなかった。
それどころか、後半部分では時刻の表示は忘れられていた(笑)?
書けば書くほど、悪口みたいになってるが、
それは本意ではないし、それほどひどい作品ではないと思う。
シリーズ化すら期待してしまう。
映画館で見るか?
と問われると自信はないので、☆2.5
誘拐犯マヌケ過ぎ
謎の5人組が、バイオリン少女を誘拐し、身代金1億円を要求した。彼女は日本の裏社会の大物・金山省吾の娘だった。さてどうなる、という話。
誘拐犯がマヌケ過ぎて笑ってしまった。
トイレ行くと言われて、目隠しを外し、外で待つ?そして逃げられる?もうここからアホらしくてまともに観る気になれなかった。
銃撃戦もたいしたことない。
誘拐犯の中に韓国人を入れる必要性も感じず、誘拐される由美役の吉田玲も可愛くも無く、見所なし。
あえて言えば、坂巻有紗が観れて良かったくらい。
高速道路のサービスエリアで売ってるVシネマ並みの出来の悪さだった。
報酬は?
ヤクザより悪い男の娘を身代金目的で誘拐した犯人達の話。
ヴァイオリンガールが誘拐されて始まって行くけれど、いきなり時系列いじられて、その後空想の映像みたいなものも有ったりとところどころちょっと判り難い。
犯人グループの金髪野郎なんかは、映画としては役処もわかるけれど、現実世界じゃこんな使えないヤツ声かけるわけないだろうにってぐらい安っぽい立ち位置だし、その他にも何言ってんだレベルの安っぽい演出が多々目につくは、演技力はほぼみんな壊滅的だは、ストーリーもかなりのご都合主義だは…色々ポンコツでVシネで良いんじゃね?という感じ。
折角の銃撃戦もリアリティ皆無だから迫力を感じないしね。
まあ、テンポは悪くなかったから内容の割にはそれなりには観られたかな。
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