大地よ アイヌとして生きるのレビュー・感想・評価
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幸にして
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上映後監督と会話する機会があったので、
視聴後の感想を伝えることができたが
感想を記載し残すことで記憶にも残るので
書き残す。
まず、アイヌ。と言う括りについて
今は北海道に居住するある一定の儀式、衣服
文化形態を持つ人々のことを一括し
アイヌと言うが
これは人々の理解を固定概念化することには役立てど
彼らが訴える課題解決には到底繋がらない
所業であると思い至った。
また、映画内、後藤新平賞受賞後の感想となるが
静江さんが語る祈りとはまさに自治そのものである。と言う感想である◎
古来より人は祈りを通じて自らとの会話。
理解の先を深遠へと深めて来た。
が、しかして、祈る時が減り祈る機会が失われるごとに
様式を改変し自治うを忘れ忘れないように努力してきたのだろう。
それが、洋式の改変ではなく
解釈の改変で対応するようになった現代ため
静江さんが訴える、
新興宗教と政党へと依存する
時代を迎えてしまったのだろう。
と。
本作は大袈裟な演出やカット割りなどは皆無
基本的に淡々と自然の映像と語りが続くだけの映画だが、見応え十分の秀作である。
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