「あれは恐竜じゃない」65 シックスティ・ファイブ エイさんの映画レビュー(感想・評価)
あれは恐竜じゃない
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私、恐竜ファンで、SF ファンです。
恐竜をモンスターにしたかったのはわからないでもないけど、この映画の恐竜は現在の科学的考察からはかけはなれた異形の怪物。タイトルにまでしている6500万年前の巨大隕石の地球衝突という事実を描いておきながら、恐竜はまったくのウソ、冷めますね。
ほかにも、
6500万年前の異星人が何で英語を?、同じく何でその後の地球人と同じ身体で同じ文化?
2年もかけた宇宙探査の果てなのに、何で救助隊がすぐ来るの?
間欠泉の熱湯による火傷でティラノサウルス風の生き物が退治されるけど、近くにいる主人公たちがまったく無傷はなぜ?飛沫も相当熱いと思うけど?
などなど冷めポイント多数ありまして。
これ、果たして地球を舞台に恐竜にモンスター役をやらせる必要があったんでしょうか?
頼むよサム・ライミさん。
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あのまりさんのコメント
2023年6月5日
私は★4つですが感想は同じです。
異星人がまんま現代地球人なのはむしろ論外過ぎて気になりませんでした(^^;
でも白亜紀末の地球を舞台にしていながらインチキ恐竜がぞろぞろ出てくるのは許せませんでした(インチキ昆虫も!)。
ただジュラシックシリーズの他はパチモンの「ジュラシック○○」とか「シン・感染」とか「恐竜神父」(爆)みたいな映画ばっかりなので、映像はちゃんお金掛けてるのと珍しい設定の新作で、そこそこ楽しめました。
でも小惑星はやっぱり海(後のチクチュルブ)に墜ちて300mの津波を起こして欲しかったですね。
あと現在の学説だと6500万年前には既に非鳥類型恐竜は絶滅した後のように思います(>_<)
タイトルは「66/シックスティ・シックス」にするべきでした(笑)。