片思い世界のレビュー・感想・評価
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カモンオダメイ
「ファーストキス」が良すぎて。期待しすぎてしまいました。
ネタバレ厳戒態勢な感じですけど、こういうのに限って、
海外公開時には「TOKYO ****T SISTERS」とか思い切り
ネタバレタイトルになってそうな悪寒もします…。
広瀬すずが一人だけ浮いてて。
浮世離れしているのは役に合ってるかと思いますが、
他の二人が現実的なアプローチなので、
三人のアンサンブルとしては失敗しているような気がしました。
大衆作品としては、アンチェインド・メロディなオダメイもほしいところで。
ラスト、一瞬見えた!!典真くん!!な終わりに期待してしまいましたが、
それは作り手が望んでいるラストではなかったのでしょうね。
そこにもかすかな光が見える。
ちょっと遅くなったけど、映画「片思い世界」を観てきました。広瀬すず、杉咲花、清原果耶という若手実力派3人を主役に迎えたこの映画、超キラキラ系なのか固い友情系なのか、はたまたライバル仲違い系なのか?いろいろ気になって敬遠してたけど、映画仲間からのおすすめもあって鑑賞。内容は伏せますが、想像を超えた良い映画でした。3人が抜群に上手い。たぶん広瀬すずさんが物語のセンターなんだけど、杉咲花さんの可愛らしさも◎。でも個人的には清原果耶さんに惹かれたなー。「おかえりモネ」とか「まともじゃないのは君も一緒」とかもよかったけど、ほんとに素敵だった。この3人でないと成り立たない映画。真っ白な気持ちで劇場へどうぞ。
僕も誰かに見守られているのかも
はなればなれでも 目に見えなくても 君に呼びかける
片思いってきっと切ない悲しいだけじゃなくて、何よりも尊いものかもしれない。
全く想像もしなかったお話に唖然としつつ、どんどんその世界観に引き込まれた。
度肝を抜かれるとはこのことか。
こんな世界が広がっているなんて。
こんな素敵なお話に出会えるなんて。
平穏と不穏が入り混じった不思議な温度感。
人生の杖になるような、またひとつ宝物が増えたようなそんな映画になった。
主演お三方の調和と化学反応が素晴らしい。
それぞれのキャラクターが可愛いくて愛おしい。
なかでも杉咲花さんの凄さ、横浜流星さんの圧倒的存在感にやられる。
劇中歌「声は風」も本当に素晴らしい。
どこのフレーズを切り取っても、どこまでも3人を思わずには聴けない。歌詞もメロディーも、この映画と共に今もなお胸の中で鳴り響いている。
いい意味での予想と全く違った🤣
私ルッキズムなんです
心が洗われる映画。何度も観たくなった。
まずはネタバレなしレビューから。
キャスト、脚本家、スタッフから安心出来る作品だろうとは予測していたが、想像以上だった。最近の邦画は邦画らしさを失い、反体制を唄えば知的であるような偏った危険な思想が根底にあるにも関わらず、さも正しいかのようなプロパガンダ的なものが増えたが、邦画の良さはそのようなものではなく、好ましくない事に異議を唱える事はあっても、根底に温かさや静かに我慢をしている人の話を客観的に見せるようなものだと思っていた人間にとっては、邦画らしい邦画を観れたと思った。
キャストの演技力も良かったが、何よりも良かったのは合唱であった。声の素晴らしさ、歌詞、曲全てが素晴らしい。何度でも聴きたい。映画館で観たのも良かった。
横浜さんはこの映画で初めてピアノを演奏したとは思えないほど上手かった。
映画としての評価は★4.5
杉並児童合唱団含めた合唱があまりに素晴らしかったので加点して★5
贅沢すぎるトリプル主演の演技にアッパレ
私には意味不明の映画でした。
映画が始まってしばらくして、そういう設定ならば受け入れるしかないと思い、観ていました。
観ていてこの映画、何を訴えたいのだろうとずうっと考えていました。結局、私には意味不明でした。たぶん、人間の思い(想念)の交流を描きたかったのだろうぐらいしか理解できませんでした。
清原果耶及び広瀬すず、両人が私の好きな女優で、それで観た映画なので、特別な不満はありません。
まぁ、私の理解力が足りないのでしょう。
横浜流星さんの左目の美しさを描かなかった映画。
脚本が坂元裕二さんだと知り興味をもつ。
予告編等では想像しなかった世界観。
読んだ他の人のレビューはネタバレしていなかった分、楽しめた。
終盤まで涙が流れたが、肝心のクライマックスから僕の心が冷めはじめた。
仕方ないのである。
坂本さんの脚本はクライマックスがやけに現実的過ぎる
というか、それまでは映画的ムリをするクセにクライマックスからはやけにシビアになる、から。
クライマックスで魔法は使わない脚本家である。
(『怪物』は坂本龍一さんの音楽のおかげで美しく輝く。)
坂元裕二さんは少女マンガの原作者のような気がする。
そんな作風も表現できる、ということ。
本作はそんな感想をもった。
「片思い世界」の評価が高いのも理解はできる。
今、邦画界で魅力的な脚本を書ける最も貴重な人物であります。
片思い世界とは…
まず、メインキャストの3人+が全員それぞれ主役はれる大人気女優。
この3人のやり取りだけでもずっとみていたい✨
広瀬すずさんと杉咲花さんのしっかりしてるけど、おっちょこちょいで抜けてる感じ。清原果耶ちゃんと、ツンツンしてるのに中身はとっても優しい子。3人のいい所が全面に押し出してるキャラクター設定。+横浜流星さんの影のある感じ。
最高です。
また、擬似家族ものってのが良くて、それぞれの悩みや闇を抱えてる中でお互い助け合って生活している。本当にいい映画でした。1つ不安点と言えば、この映画はファンタジーなので、その部分で人によっては話の飛躍が容認できない場合もあるかもしれないが…そんなの気にならないくらいめちゃくちゃいいお話でした🙂
声は風
ネタバレ部分については、冒頭から比較的分かりやすかったですし、序盤で答えが明らかになりました。
また坂元裕二さんの得意とする話題、設定か、という印象ももちましたが、3人の主人公の風のような存在、大袈裟な表現をせずに感情を見事に表現する演技がストーリーに彩りをもたせてくれていました。
両想いでいられたらパラレルワールドにいたとしても時々声を交換し合える、離れていても想いは通じ合える、ラジオの声はそんなことを教えてくれていたんでしょうか。
また、落としものに気付いたり、落としものや置いてきたものを大事にしたりできるのが生きていくということなんだと教えられた気がしました。
最後の合唱曲の歌詞がすべてを表現していましたし、爽やかなクライマックスに仕立ててくれていました。
もどかしい
「片想い『世界』」
主役の3人とも好きで、特に清原さんのファンなので観に行きました。
観る前は、宣伝の予告映像観るだけで、どんな話かわからないのにウルウルしてました。編集上手いな。
で、感想です。
ハンカチを開くと、割れた三日月のクッキーが出てきたときに、「片想い世界」というタイトルに込められた思いがグッと来ました。
でも観た翌日、この映画で表現されていたのは、「物語」でもなく「キャラクター」でもなく、「世界」なんだと思ったとき、自分なりにこの作品を味わえたような気がしました。
美咲と典真のシーン、言葉を交わせないという制約の中で、劇中劇のセリフを使って気持ちを交わすというのは、「上手いなぁ」と思いました。
お母さんと犯人のシーンと顛末、「えっ?」て思ったけど、作品のトーンから少し浮いた感じがして、笑わなかったけど心の中ではニヤついてしまいました。
思ったほど泣きませんでしたけど、合唱シーンはしっかり泣きました。
もう一回観に行こ。
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