「声は風」片思い世界 Eijiさんの映画レビュー(感想・評価)
声は風
ネタバレ部分については、冒頭から比較的分かりやすかったですし、序盤で答えが明らかになりました。
また坂元裕二さんの得意とする話題、設定か、という印象ももちましたが、3人の主人公の風のような存在、大袈裟な表現をせずに感情を見事に表現する演技がストーリーに彩りをもたせてくれていました。
両想いでいられたらパラレルワールドにいたとしても時々声を交換し合える、離れていても想いは通じ合える、ラジオの声はそんなことを教えてくれていたんでしょうか。
また、落としものに気付いたり、落としものや置いてきたものを大事にしたりできるのが生きていくということなんだと教えられた気がしました。
最後の合唱曲の歌詞がすべてを表現していましたし、爽やかなクライマックスに仕立ててくれていました。
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humさんのコメント
2025年6月26日
コメントありがとうございます。
劇場で!と思いつつ行けていない作品多々、チャンスをうかがっていますが、おすすめ受けますます待ち遠しい気分です^^
本作の合唱曲、すてきでしたね。
美しく儚く尊い命と思いの行き交う世界にいられることに感謝したいなと感じます。