法廷遊戯のレビュー・感想・評価
全676件中、561~580件目を表示
まさに予測不能でした
原作を読まずに鑑賞しました。
先が読めない展開で、え?え?と思っている間に、それを覆す事実がさらに…
杉咲さんの気迫の演技力、永瀬さんの目で感情を表現できる演技力、北村さんの過去を背負った強さの演技力。圧巻でした。
その3人を取り巻くクセのあるベテラン俳優の方々(大森さん、筒井さん、生瀬さん等)も素晴らしく、わがままを言えば、ベテラン俳優さんとのからみのシーンは、映画の時間を長くして描いていただきたいくらいでした。
取り扱うテーマは重く、それぞれの立場からの思い、罪とは、罰とは…自分がその立場だったら…と、考えさせられました。
最後は何というか…
何とも言えない感情の中、King & Princeの曲が流れて、救われる?というか…曲まで込みで映画なんだなと感じました。
次は小説を読んで鑑賞したいと思います。
原作・演出・役者どれもが上質。味わい深い作品。
前知識はほぼ入れず観てきました。
まず映画としてとても上手く纏まった作品だと思った。画の見せ方、音の使い方、深川監督作品は初めてだったがファンになりそう。
原作があるミステリーもので、話についていけるか多少不安があったが何も問題ない。
映画的な大胆な見せ方、スピード感でグイッと引き込みつつ、主演の永瀬廉がストーリーテラーの役割も担うお陰で、話に混乱することはない。
永瀬さんの声のトーンが心地よく、受けの演技が見事だった。個性豊かな役者の中で、静的でありながら他に埋もれず、最後までブレない存在感は主役の清義そのもの。魅力的な演技。
杉咲花さんの迫真の演技は直視できないほどのものがあり、本当に見事であった。北村匠海さん含むこの3人のキャスティングが実に素晴らしい。
三者三様のストーリーがあり、美鈴、馨の目線であと2回は観たい。いや、原作やパンフレットを読んで演出面でもさらに追加で観たい。
本当に面白く味わい深い作品。
タイトルなし(ネタバレ)
映画を実際に見るまでは自分に理解できるか少し不安でしたが、中弛みすることなく最後の最後まで楽しく映画を見ることができました。私は先行上映でもこの映画を観たので今回この映画を見るのは2度目でしたが1度目と違った視点でより感情移入してみることができました。3人の纏ってる雰囲気や演技も映画にとてもあっていて良かったです。次は友達や家族とみにいきたいです。
観る視点によって感じ方も変わる映画
原作が好きで観に行きました。法律用語が並び登場人物の感情はあまり描かれておらず淡々と進んでいく原作をどう映像化するのか?
…なるほど!すごい!
原作では読み進めるのがしんどかった前半部分を演出でかなり迫力あるものにしていて面白かった。主演の永瀬廉君の声がいい。物語を作れる声質だなと思った。
原作で好きだったエピソードなどが結構削られていて、その代わり清義、馨、美鈴3人の過去や関係性が丁寧に描かれていた。
それもあって原作は読んだあとかなり気持ちが沈む結末だけど、映画は3人の生き様や絆を考えさせられて涙が出てきた。
特に美鈴の接見室での壊れ方はすごかった。
自分をボロボロにした大人達への怒り、過去の暗い過去を共にした清義への想いがめちゃくちゃ伝わってきた。
過去の事がなければこの3人は共に切磋琢磨して希望ある法律家として輝いていたんだろうなと。それだけお互い信頼しあっていたからこその結末だったのだなと。それがまた切ない。
しかし最後の清義の言葉とエンドロールの主題歌に心を救われるような終わり方でそれもまた泣けてきた。優しい気持ちに包まれます。
正義とは何か?これはやっぱり原作も映画も永遠のテーマだなと考えさせられました。
素晴らしい映画でした。
法廷遊戯、キャストも演技もストーリーも最高でした!!
法廷遊戯公開初日
素晴らしい演技、ストーリー展開でした。
永瀬廉さん、杉咲花さん、北村匠海さんの演技に引き込まれ、ストーリー展開に引き込まれました。テンポ良く、とても楽しめる展開でした。
それぞれの人物の背景がわかってくるにつれなんとも言えない気持ちになり涙が止まりませんでした。観終わった後に余韻が残り色々なことを考えさせられました。
エンドロールで流れる主題歌も素晴らしく映画の世界観が表現されていて感動しました。
結末を知った上で、2回目以降の鑑賞後には何を感じるのかな…と、何度も観たい映画になりました。
ミステリーとヒューマンドラマ
法廷遊戯!最高
原作を先に読んでいたので、違いも楽しめた。
美鈴がすごい狂気で惹き付ける。読書では共感出来なかったが杉咲花さんの熱や思いに感化され、この子の気持ちもわかる気が。セイギと幸せに生き抜いてほしい。主題歌が沁みる。
とても引き込まれました!!!
予告を見て面白そうだなぁと思って観に行ったのですが、メインの3人をはじめみなさんの演技力に圧倒されました。特に最後の杉咲花さんはすごかったです…
最後まで引き込まれてあっという間の97分でした。
正義とは…と色々最後も考えてしまいましたが、最後に流れる主題歌に何か心を救われたような気持ちになりました。
なかなかの衝撃でした。
悪とは正義とは
2回観ましたが初めて観た時と印象が変わりました。
初回は何も考えずだったので清義目線で途中までは観れていたのだと思います。終盤、2転3転していく中、杉咲花さんの演技に引き込まれて、いつの間にか美鈴目線になっている自分がいました。
誰も救われないバッドエンドにどうしたらいいのかわからない感覚に落ち入りました。
二回目は違う目線で観たい!と思い、3人の行動に注視していました。
真実を知った時の清義の心情の変化や自分の中の正義に誠実に行動できる大人に成長できていることに共感できて全く違う印象を持ちました。
帰りの車の中で馨の死さえ厭わない絶望と信念と清義への愛を感じて涙が出ました。
白夜行が陰で法廷遊戯は陽だとどなたかがレビューしていましたが私もそう思いました。
全676件中、561~580件目を表示