法廷遊戯のレビュー・感想・評価
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法廷遊戯公開初日
素晴らしい演技、ストーリー展開でした。
永瀬廉さん、杉咲花さん、北村匠海さんの演技に引き込まれ、ストーリー展開に引き込まれました。テンポ良く、とても楽しめる展開でした。
それぞれの人物の背景がわかってくるにつれなんとも言えない気持ちになり涙が止まりませんでした。観終わった後に余韻が残り色々なことを考えさせられました。
エンドロールで流れる主題歌も素晴らしく映画の世界観が表現されていて感動しました。
結末を知った上で、2回目以降の鑑賞後には何を感じるのかな…と、何度も観たい映画になりました。
ミステリーとヒューマンドラマ
法廷遊戯!最高
原作を先に読んでいたので、違いも楽しめた。
美鈴がすごい狂気で惹き付ける。読書では共感出来なかったが杉咲花さんの熱や思いに感化され、この子の気持ちもわかる気が。セイギと幸せに生き抜いてほしい。主題歌が沁みる。
とても引き込まれました!!!
予告を見て面白そうだなぁと思って観に行ったのですが、メインの3人をはじめみなさんの演技力に圧倒されました。特に最後の杉咲花さんはすごかったです…
最後まで引き込まれてあっという間の97分でした。
正義とは…と色々最後も考えてしまいましたが、最後に流れる主題歌に何か心を救われたような気持ちになりました。
なかなかの衝撃でした。
悪とは正義とは
2回観ましたが初めて観た時と印象が変わりました。
初回は何も考えずだったので清義目線で途中までは観れていたのだと思います。終盤、2転3転していく中、杉咲花さんの演技に引き込まれて、いつの間にか美鈴目線になっている自分がいました。
誰も救われないバッドエンドにどうしたらいいのかわからない感覚に落ち入りました。
二回目は違う目線で観たい!と思い、3人の行動に注視していました。
真実を知った時の清義の心情の変化や自分の中の正義に誠実に行動できる大人に成長できていることに共感できて全く違う印象を持ちました。
帰りの車の中で馨の死さえ厭わない絶望と信念と清義への愛を感じて涙が出ました。
白夜行が陰で法廷遊戯は陽だとどなたかがレビューしていましたが私もそう思いました。
せつない
役の上とはいえ、杉咲花様がそんなことするわけない。ハズだった。
ところが、あの2つの場面の杉咲花の演技を見れば、なんちゃってファンのそんな願いは消し飛ぶ。杉咲花の顔と笑顔と身長に騙されてはいけない。
映画を見終わった今も織本美鈴(杉咲花)の心の闇、暗黒面の深さは謎のままだ。
続編(ないか)で次に消されるターゲットは、当然すべてを知る”永瀬廉”。その次に狙れるのは監督?脚本家?原作者?・・・
最近、日の入りが早まって暗くなるのも早いから、映画を見てしまった観客の僕も夜道には気を付けよう。ないか。
永瀬廉目当ての女子多し。
終わらせ方に疑問は残るが意外と良作
序盤は無辜ゲームのシーンなど演出が陳腐で、観る作品を間違えたかと思いましたが、それ以降はこちらの意表を突く展開でかなり楽しめました。ツッコミどころもありますが、観て良かったです。
ただ、ラストの「実は北村匠海は死ぬ予定ではなく杉咲花が殺しました」というヒネリが必要だったかについては疑問が残りました。あの後、杉咲花と永瀬廉がどうなったのか?、法の冤罪に対してメスが入ったのか?までは描かれていませんでしたが、あれでは善人の二人が死んでしまい、悪人の二人は助かってしまい、その四人の誰にも救いがない終わり方にモヤモヤが残りました。あのオチにするならばその後をもう少し描いて欲しかったです。まあ、ああいう終わらせ方もアリだとも思いますが…
あと、良い意味で杉咲花はこちらの気分が悪くなるくらいの怪演でした。
追記>
他の作品のネタバレになってしまい恐縮ですが、本作よりも「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」の方がラストのオチが断然気持ちいいです。まだ観ていない方は是非、と言いたいところですが、ネタバレしたような形になってしまいすみません。ついでに「39」刑法第三十九条も法廷劇の良作です。思えば法廷劇には他にも良作が沢山ありますが、これくらいにしておきます。
余韻が凄い
観る度に、考えさせられます。
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