法廷遊戯のレビュー・感想・評価
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短い映画ではなくドラマで観たかった。
タイトルから想像してたのは裁判コメディだったんだけど、笑えるシーンは皆無の真面目なお話でした。
法律の学校では実際に無罪にする為の模擬裁判ゲームなんてやってるの?授業ならわかるんだけどね。
同級生の3人が卒業して2年後に、北村匠海演じる馨が、久しぶりにそのゲームやるって2人を呼び出したら、悲劇が発生。ん?そこ学校の敷地内なの?嘘でしょ!永瀬廉演じる清義が着いたら、そこに杉咲花演じる美鈴が事件の容疑者として居た。ん?犯人だったら逃げるよな。30分も誰か来るの待ってるなんて絶対無実だよ。
それから始まる法廷遊戯。実際の裁判をゲームとして動かして、真実を明らかにする。何だそれ?3人の思う正義とは?無罪と冤罪の違いについてずっと考えさせられる。モヤッ!特に全てを知っている美鈴の態度が怪しすぎる。何で最後あんなに笑うのよ!とにかく謎だらけでいろんな可能性を考えさせられたのは楽しめたんだけど、刑事ドラマじゃないせいか、捜査による証明が無かった事が中途半端に思えました。過去の事件や事実の証明など、ドラマならもっと深く納得の展開にできたんじゃないかな。
昨今のジャニーズ事務所問題との絶妙な交差
原作未読(余白があったのでこれから読みたいと思う)
法廷遊戯というタイトルから、法廷を舞台にした「お遊び」と捉えていたのだが、思った以上にダークなお遊びだった。
昨今のジャニーズ事務所問題と重なる部分があり、『誰かの正しさは、誰かにとっての悪』を突きつけられた。
改めて司法という「人(法)が人を裁く」ことの重さを実感する。
ジャニーズ主演映画ではあるが、ジャニーズ問題に少しでも揺らいだ人は、重ねてみるとより面白いと思う。
法廷"遊戯"かなー???
原作未読です。
全体的に何か安く感じてしまいました。安くと言うのは俳優の演技であったり、物語の展開がという意味です。
亡くなってしまった人の冤罪を晴らすために事件を起こす、というやりたいことやストーリーは面白かったのですが、展開に予告であったよおうな抑揚や意外性がなく、正直途中飽きてしまいました。
あと無辜ゲームの必要性をそこまで感じませんでした。
特に冒頭なんかは学院生の寒いごっこ遊びを見ている感覚でした。こんなのにみんな参加してるのって…
杉咲花役を助けるために、主人公が長い期間調査するのですが、結局SDカード1枚で完全に無罪が証明されたので、この時間のストレス何だったんだろうって思いました。冤罪を晴らすと言うのもこの作品の目的であるので、そこに行き着くための方法がSDカードを見せるだけっていうのがちょっと 楽にやりすぎかなって感じました。
杉咲花役のキャラクターの性格だったり、考え方っていうのは最後までいまいち理解しきれなくて難しかったです。
二度三度と観たくなる作品
一度目はただただ物語の展開に驚きました。
まさに二転三転とするストーリーにのめり込み、97分の映画があっという間でした。
キャスト陣のお芝居も圧巻。
杉咲花さんの迫真のシーンや、北村匠海さんの全てを見透かしたような超越した存在感、そして2人に翻弄される永瀬廉さんの目、表情、息遣い全てが素晴らしかったです。
二度三度とまた観たくなる作品でした。
それぞれの想い
清義と結城と美鈴それぞれの想いがすれ違って、それぞれの正義を貫いて。
3人の背景にあるストーリーと想いに心を動かされました。まさか3人にそういう背景があることから起きたゲームだとも思わなかったし、ゲームという言葉には収められないくらいの、生きるということ、社会の闇、法律の限界、目に見えているものの小ささ、色んなことを考えさせられた。
「ゲームのプレーヤーはあなたなの」ってそういうことか、、とか、色んなところにカラクリが隠されてて、最後に全部が繋がるのが良かった。
最後の主題歌もすごく良かった。物語の内容と歌詞とが重なって、終わっても余韻がすごかった。
そして3人の配役がぴったりすぎて、言葉と表情と息づかいと目と、色々伝わってくるものがあった。
また観たい。
初めてレビュー書くくらい良さを伝えたかった、、。
「人は全能ではない」では済まされない。
最後まで惹きつけられた映画でした。
評価が良いのは、メイン3人の俳優陣のせいと予想していましたが、拾い物の映画でした。
映画のポスターや予告編などから、つっこみ所満載なんだろうと思っていましたが、ちゃんとした法廷映画でした。
永瀬氏は体温が低そうな演技で、物憂げな感じは出ていましたが、法を武器として生きる覚悟の様なものが少なかったように感じました。
北村氏は聡明さが感じられる演技で、杉咲嬢はセイギへの依存お見事でした。
97分と短めの映画で、地下の無辜法廷やメイン3人の絡みやエンディングなどシーンを増やしてほしかったです。
そうすれば、もっとドラマチックな映画となったと思います。
三者三様の生き様、芝居が良かった
静けさの中で進められていきながらも二転三転していくストーリー。杉咲花さんによる美鈴の壊れていく姿とそれを受けてどう生きていくのか。悩み決断したセイギの未来を考えてしまう。物語の天秤を持つのは馨。良くできたストーリー展開ながらも余白があり映画として満足度が高く、さらに原作を読みたいと思える。永瀬廉の瞳が物語る芝居とそこにいないはずの北村匠海の芝居が秀逸
暗い
153本目。
終始暗い。
法廷モノの劇的な展開もあるけれど、暗いせいか、今一つで。
後から分かる事もあるけれど、過去の映像にそれなりに散りばめられているから、物足りず。
終始うーんって感じ。
原作がとうかは知らないけど、毒を食らわば皿までよと思うけれど、例のアレが大きくなる前の撮影だから、アレしたんだろうとか思う始末かな。
違う視点から何度も観たくなる作品
原作既読済みで鑑賞。原作の流れは崩さずに、ぎゅっと97分に綺麗におさめた印象です。
永瀬廉くんは、以前から目の演技に定評がありますが、今回も天晴れ。目だけで、あれだけ戸惑いや悲しみを表現できるのは凄い。終盤の杉咲花ちゃんの爆発的な演技はもちろん凄い、、もはや狂気ですが、永瀬くんがやられている「受ける芝居」は実はめちゃくちゃ難しいと思うので、そこも凄いなと。
細かい部分、見落としてると思うので、近いうちにまた観に行きます。
杉咲花砲炸裂
これもまた凄い
わが国が法治国家として、どうしても孕んじゃう仕組上の不合理、無罪と冤罪の違いは何か
原作小説あるらしいけど何も知らずにいったのが多分なお良かった、切れ味抜群で鮮やか
結局、という話、考えさせられる、杉咲花砲炸裂
法廷遊戯
スピード感ありグイグイ引き込まれてしまいました。あっという間にミステリーが展開し、3人のそれぞれの正義について考えさせられました。
絶望で終わるのかなと思いきや、ラストは切ないあたたかさもあり救われた感じがしました。
間違いなく‼️❓今年最高の‼️❓ミステリーであり‼️❓人間ドラマなのだ‼️❓
ネタバレ禁止なので具体的な事は禁句なのだが、何度かのどんでん返しが、無理無く、理解出来るだけでなく、人間の歴史さえついてくる、それも酷く、惨く、心に響くものなのだ。
それに、永瀬廉は超天然なのか、その度に驚愕し、運命にさいなまれて、こちらまで心が揺れ動くのだ、凄い。
杉咲花も、よく、こんな抑えた演技ができたものだ、抑えてなお、滲み出る、運命の惨さ。
脇役でも、筒井道隆、など、胸に迫るものがある。
映画が好きなら、ミステリーが好きなら、人間ドラマが好きなら、必ず、是非。
愛とは正義とは
究極の決断…この言葉がぴったり当てはまる作品だった。愛する人を守るため、自分の正義を貫くために犯した罪や嘘が他の誰かを傷つけてしまう。重苦しいテーマだか、それだけで終わらない作品。
一貫して思ったのは永瀬廉の声がとてもいい。おだやかで優しくて空気がなごむ。
杉咲花の圧巻の演技はぜひ劇場で見てもらいたい。
北村匠海は登場シーンこそ少いが存在感バツグンで、作品全体を支配していた。
脇を固めるベテラン俳優陣も個性豊かで映画のいいスパイスになっている。
エンディングで流れる主題歌で救われたような、浄化されるような気持ちになるので最後の最後までぜひ観てほしい。
無罪は検察(警察?)が立証出来なかっただけ
だったかな、セリフ。
警察、検察の無能による事件の誤認。
汚い大人、ずるい大人への復讐。無能な司法への復讐のドラマかな。
まあ、関係ないけど、施設に連れて来られたときは、キヨヨシよりだいぶ小さかったように映っていたのに
ロースクールでは同級生。高校生の時も同学年だったのかな。
あと、キヨヨシの子役の子、永瀬廉に似ていると思った。雰囲気かな?髪形か?
あの砂岩を削り出したような場所、どこかで見たような気がするけどイマイチ思い出せない。
でもコイツら私は有罪。立証できないけど。あ、カオルは見ていたから証言出来たはずだけど、取り上げてもらえなかった
のかな。
まさに予測不能でした
原作を読まずに鑑賞しました。
先が読めない展開で、え?え?と思っている間に、それを覆す事実がさらに…
杉咲さんの気迫の演技力、永瀬さんの目で感情を表現できる演技力、北村さんの過去を背負った強さの演技力。圧巻でした。
その3人を取り巻くクセのあるベテラン俳優の方々(大森さん、筒井さん、生瀬さん等)も素晴らしく、わがままを言えば、ベテラン俳優さんとのからみのシーンは、映画の時間を長くして描いていただきたいくらいでした。
取り扱うテーマは重く、それぞれの立場からの思い、罪とは、罰とは…自分がその立場だったら…と、考えさせられました。
最後は何というか…
何とも言えない感情の中、King & Princeの曲が流れて、救われる?というか…曲まで込みで映画なんだなと感じました。
次は小説を読んで鑑賞したいと思います。
原作・演出・役者どれもが上質。味わい深い作品。
前知識はほぼ入れず観てきました。
まず映画としてとても上手く纏まった作品だと思った。画の見せ方、音の使い方、深川監督作品は初めてだったがファンになりそう。
原作があるミステリーもので、話についていけるか多少不安があったが何も問題ない。
映画的な大胆な見せ方、スピード感でグイッと引き込みつつ、主演の永瀬廉がストーリーテラーの役割も担うお陰で、話に混乱することはない。
永瀬さんの声のトーンが心地よく、受けの演技が見事だった。個性豊かな役者の中で、静的でありながら他に埋もれず、最後までブレない存在感は主役の清義そのもの。魅力的な演技。
杉咲花さんの迫真の演技は直視できないほどのものがあり、本当に見事であった。北村匠海さん含むこの3人のキャスティングが実に素晴らしい。
三者三様のストーリーがあり、美鈴、馨の目線であと2回は観たい。いや、原作やパンフレットを読んで演出面でもさらに追加で観たい。
本当に面白く味わい深い作品。
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