法廷遊戯のレビュー・感想・評価
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出逢えてよかったです
最初から最後まで映画でしか出せない雰囲気、世界観に引き込まれ、どっぷりとハマってしまいました。
それぞれに秘めた想いがあり、先が読めませんが見ている私たちを置いていって進んでしまう、ということはなくただただ夢中になったひと時でした。
終わった後は魔法にかけられたようで映画の世界観から抜け出せずにいました。今まで観た中で一番余韻が心地良い作品でした。
素敵な作品に出逢えてよかったです。ありがとうございました。
法廷遊戯最高です!
娯楽映画ではありません
法廷遊戯
分かりやすかった
全体として法律に詳しくなくても分かりやすい内容だった。逆に詳しくないからそれなりに見れたのかもしれない。セイギと薫のラストのシーンが良くて、あれはあのタイミングだとは思うけど、それまでセイギと薫の関係性がイマイチ見えづらくてセイギと美鈴の関係の方が伝わってくるからか最終的にセイギがなぜあの選択をしたのかの説得力が薄いと感じた。役者さんは素晴らしく、最後まであっという間だった。
追記
2回目見ると印象が変わりました。
馨がセイギにリンドウの花を供えに来てほしいと言うシーン。セイギと馨の笑顔。美鈴にも見せないセイギの柔らかい表情で2人の関係性が見えた気がしました。
そこが腑に落ちるとセイギの決断にすごく共感できました。自分の死を意識しながらもあの行動を起こした馨。同害報復は寛容の理論。馨はセイギを許していたし、セイギを信じて託したんだなと。3人の想いをそれぞれ感じると、また劇場に見に行きたくなりました。そんな映画に出会えて嬉しいです。
二転三転
タイトルから行くと、学生が法廷の模擬的な事をする中で、何か事件が発生して犯人を探すものかと思いきや、もっと深かったし、内容も二転三転して行きました。それぞれの人間が抱えた闇の部分が明らかになる度に内容に深みが出ます。
凄い世界観!
ミステリーとして秀逸
思ってたんと違った~ 中身の詰まった二転三転の話展開が魅せどころ!
うぉぉ---- もう11月11日 ポッキ-の日やん~w
仕事が溜まってるけど~今日も頑張って劇場へ・・・
本日は「法廷遊戯」の鑑賞ですね。
この作品、実は永瀬さん、杉咲さん、北村さん出てたんで
どうせアイドル的な内容映画だと(失礼!)思い込んでました。
しかし 話展開は確りした流れで、原作ネタが弁護士さん作なのもウナズク内容で中々良かったと思います。
無辜(冤罪)は罪のないことを示し、或る事件の誤審判に対して執拗にまで追い詰める犯人の思いとは何か~ それの意味が解ったとき ナルホドねと深くウナズク所がこの作品の特徴でしょうか。
日常の事象事件からヒントを獲て創られており、決して大げさでは無く そう言う人生を歩む人(家族)も居るだろうと思えるところが 他作の浅い推理物とは違うところでしょうか。原作が確りしている点だと感じます。
(コレはちょっと無いかも~な点。)
・有線盗聴の実態。実際にバレてるし、何で占い師のヤツと解ったのか。
闇の組織からの依頼は良いが、ウィルス仕組んで相手の顔を見るとかですが代理マシンをたてて中継させれば覗く事は空振りに終わる。そこのツメが甘いな。
勿論それを見越して対策しての事ですけどもね。
・痴漢冤罪に一石は投じない展開が惜しい。司法の矛盾は映画”それでもボクはやってない”の方が素晴らしいと思う。金銭巻き上げる女性犯罪に気をつけろ~位な注意喚起かな。
・登場人物設定の年齢が実際はもう少し上の方がしっくりするかな。
ちょっと映画では若過ぎる気がしたかな。
イケメン俳優ばっかりのためそう思ったのかも知れない。
もう少し アクのある役者像の方が良い味だったかもです。
でも 3人とも中々の演技で良い感じでしたよ。
(良かった点)
・なんと言っても、織本(杉咲さん)が結城(北村さん)を本気で刺す展開な所でしょうか。この織本の悪意を見抜く 久我(永瀬さん)の冴えた読みと、自ら犯した罪への償いをしていく流れが良かったと思います。
結局、犯罪に対して有罪、無罪は 検察側の能力次第ではありますが
そのやった罪に対しての反省(償い)は 犯した人自身の思いが無ければ駄目だと言う事をさらりと言っているように感じます。
100分無しの映画尺ですが、中々の展開が織り込んであり脚本が優れているんだなと感じました。
気になる方は 是非劇場へGO!!
面白いが、策士策に溺れる感が。
タイトル通りでした
小説原作の作品だそうで、原作は未読ですが映画の感じでは面白そうな小説ですね。
で、映画のほうは…全く入り込めませんでした。
冒頭の「無辜ゲーム」とやらのシーン、参加者のひとりが感情的にチンピラのごとく騒ぎ立てるだけで、とても法曹界を目指すロースクールの生徒たちの裁判ゲームとは思えずここで先ず白けてしまいます。 続く、主人公を周囲の学生が非難するあるシーン、全員でクイーンの「ロック・ユー」を歌い出すかと思っちゃいました。
見せ場となるべき裁判シーンは緊張感ゼロの棒読み演技。やたら気分を悪くする陪審員(?)や悪態暴言吐きまくる証人とか、こいつらストーリーの展開に必要か? こんなつまらない裁判映画初めてです。主人公のひとりの女性のブチ切れ演技はわざとらしさしか感じませんでした。
脚本も邦画の典型で、やたらボイスオーバーを使ったセリフによる展開と、過多な回想シーンでの説明過多のつくり。総じて、ダメ脚本に演技力のない役者がとどめを刺したような、タイトル通りのお遊戯、というか学芸会レベルの作品。久しぶりに2時間損したと思う映画でした。
未読の原作小説に期待をこめて星一つ入れておきます。
何故,彼にあの役を?
あまりにも前評価が高い事から、観なきゃならん様な気がして鑑賞を試みてみた処…。
どうも自分自身が偏見ぶった観方(ミカタ)をしちゃうのか?歳食っちゃった所為(セイ)かも解(ワカ)らんが、
此処(ココ)からは私の勝手な好みの役柄?&感想?に過ぎない事は断っておく。
主旨設定に好き嫌いは勿論あるだろうがしかし、何故(ナゼ)あんな大役をあんなお子ちゃまにやらせた意図(イト)が全く解らんかった,私的には彼独りのお陰でこの映画作品の質?を一気に下げた!なんて想わせた。
そんな下げる中で、私個人的には演技派?としても好きな杉咲花はえぇ演技を見せてくれたし…。
&大森南朋も美味しい汚れ役を見せてくれたし…。
&イメージでいつも無難な役柄が多かった気がした筒井道隆。
果たして何処(ドコ)の何を求めているのかは解らんが、弁護士モノは難しいと想われる。
全然違うけれども&考えさせられる?なんて事だけ取っても言い過ぎ?且つ褒(ホ)め過ぎ?「羊たちの沈黙」的なモノを目指してるのかなぁ?
所謂(イワユル)サイコスリラー的なモノを…⁈<おいおい同じ日本人としても、ソイツはソート〜小っ恥ずかしくないかい?!&身の程知らずだろ!!>とも…。
有罪と無罪と冤罪と
後半からの回収にドキドキが止まらず!
殺人が絡むもの、ミステリー映画は実はほとんど観た事がなく、本でもあまり読まないジャンルです。
今回永瀬廉さんが出演で見にいきました。
難しい内容+テーマも重いので最初はストーリーを追うのに一生懸命でしたが、後半につれて回収される内容にはドキドキしながらも
考えさせられる内容に3人の人生の背景に想いを馳せずにはいられなかった。
びっくりしたのは杉咲花さんの演技力の高さ
ストーリーに引き込まれていく流れで、美鈴の心の内を表す怖さが増していきます。
翻弄される主人公の清義、永瀬廉さんも言葉少ないながら絶妙な心理状態を表していたし、
北村匠海さん!かなり重要な役でした。
どうする事が正解だったのか、生きるという事をエンディングの歌まで全部ひっくるめて考えさせてくれる映画でした。
ストーリー分かった上でもう一度見に行きます!
無辜ゲーム‼️
最初は法廷コメディか、もうチョット軽めの作風かなと思っていましたが、思ったよりシリアスなテーマを扱ったドッシリと腰を据えた法廷ドラマであり人間ドラマでした‼️ロースクールで学ぶ3人の男女、清義、美鈴、馨‼️清義と美鈴が施設で育った事、施設長より乱暴された事、警官である馨の父親が冤罪になった事、そして亡くなった事、馨が刑事訴訟法を勉強している事、清義と美鈴が馨の父の冤罪に関わっている事など、様々なドラマが有罪、無罪、冤罪という形で3人にのしかかってくる‼️そして3人で行っている模擬裁判を行う「無辜ゲーム」‼️その「無辜ゲーム」で悲劇が起き、3人が被害者、加害者、弁護士という立場になる事で描かれる3人の人間関係の複雑さ、それ故に起こってしまった犯罪、裁判制度の矛盾、根底にある人間の原罪に肉迫する奥深いテーマを持った作品でした‼️そんなこの作品のテーマを体現する杉咲花さんの演技力はスゴい‼️ラストの面会室での永瀬廉くんとのやりとりと、判決を受けた時のリアクションをはじめとする終盤は、彼女の独壇場‼️先が楽しみな女優さんです‼️ガンバレー‼️
考えさせられる映画でした
自分の正義とは何か、自分の正義は相手にとっては正解なのかというのを考えさせられる映画でした。
杉咲花さんの純粋な狂気、北村匠海さんの存在感、それらを全て受け止めて昇華する永瀬廉さん、3者それぞれの役割が素晴らしかったです。
欲を言えばもう少しだけ、清義と美鈴の過去の掘り下げがあっても良かったのかもしれませんが、あえてそうしないことで想像する余白を残したのかもしれません。
最後のシーンはバッドエンドかもしれないのですが、個人的には彼らにとって最善のラストだったのかもと思いました。
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