法廷遊戯のレビュー・感想・評価
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それぞれの正義、愛の物語
杉咲花の芝居がどんどん
余韻と余白があり考えさせられる映画
清義と美鈴、子供だった2人がそうせざるを得なかった大人と世間との背景に苦しくなった。それぞれの正義が切ない。余韻と余白があり考えさせられる映画。ラストの3人の過去映像と清義の言葉、主題歌に救われてほしいと思った。永瀬廉の静かだが自らの信念の強さを感じる受けの演技、杉咲花のおとなしい小さな声からの振り幅はさすが。また観たい。
最後に話が繋がっていくストーリー
若手俳優陣に拍手!👏
実力派若手俳優が繰り広げる法廷ミステリーということで興味をもち、公開初日に鑑賞してきました。二転三転する展開で最後まで楽しめました。
ストーリーは、ロースクールに通う学生、弁護士志望の久我清義、久我の幼なじみの織本美鈴、天才と呼ばれる結城馨ら3人が無事に司法試験に合格してしばらくした頃、結城からの呼び出しを受けた場所に久我が向かうと、そこには亡くなった結城と傍に立つ美鈴の姿があり、この事件をきっかけに3人の過去の因縁が明らかになっていくというもの。
終始緊張感と重苦しさの漂う展開の中で、少しずつ紐解かれる事件の真相にぐいぐい引き込まれます。二転三転するストーリーもさることながら、若手俳優陣の演技が本作のミステリアスな雰囲気をうまく醸し出しています。中でも、杉咲花さんは抜群の存在感を発揮していて、いろいろな意味でキーパーソンとなっています。まさに怪演とい言葉がピッタリです。
また、構成的にも、真相が明らかになったところで、馨が序盤で語る「冤罪と無罪の定義」が伏線として回収される流れはお見事です。これにより、最後に観客に一石投じて余韻を残すことになり、きっと鑑賞後は誰かと語り合いたくなると思います。
それにしても裁判の信頼性を根底から揺るがすような問題提起がおもしろいです。いや、我が身に起こればそんな悠長なことは言ってられません。果たしてこの国から冤罪をなくすことはできるのでしょうか。ある意味、この国の司法への挑戦的な作品であると感じます。タイトルの「法廷遊戯」は、初めは「無辜ゲーム」のことかと思っていましたが、“裁判は真実を明らかにできないお遊びだ”という皮肉のような意味が込められているのではないかと感じました。
主演は永瀬廉くんで、心に闇を抱えた清義を好演しています。脇を固めるのは、杉咲花さん、北村匠海くん、戸塚純貴くん、筒井道隆さん、大森南朋さんら。
今回は舞台挨拶ライブビューイングがあり、出演者や監督から貴重なお話を聞くことができました。作中とはうってかわって、ここでは北村匠海くんの存在感が抜群でした。撮影中は、北村くんが永瀬くんたちに対して常に多くの話題を提供したり、監督に先回りして演出をしたりしていたそうです。その話を聞きながら苦笑する監督の姿も楽しかったです。
こんな映画初めて
それぞれの正義
余白も含めて心に残る映画
配役、脚本、演出、楽曲全てが完璧でした
永瀬廉、杉咲花、北村匠海の3人が演技とは思えないほど役に馴染んでいてとても惹き込まれました
終盤の杉咲花さんの演技には鳥肌がたちました
また難しい人間関係や背景をあれほど分かりやすく尚且つ魅力的に描く脚本と演出に脱帽
終盤主人公達の過去が明らかになるにつれ胸が締め付けられるよ感情を主題歌によって救われる
これほど全てがピッタリはまる映画はなかなかないのでは
後半はスクリーンで観ないと!
観客は女性ばかり
すごく引き込まれて最後までハラハラドキドキする映画
先行上映からすでに3回観ていますが何回観てもとても面白い映画です。3人のどの立場に立って観るかによって全然違う見方ができ、その時その時で最後の感じ方も変わります。最初に観た時には気付かなかった事が2回目で気付き、この時はもう既にこう思いながらいたのか…など新たな発見をしながら観て行く感じでした。なかなか最後まで落ち着くことのないハラハラドキドキした映画で本当に二転三転どころではない展開でした。そして主演の永瀬廉くんの切ない演技、後頭部を写すだけの所でも感情が伝わってくる凄さ、そして杉咲花ちゃんの演技力が素晴らしく何度も鳥肌がたちました。脱帽とはこの事かと思いました。そしてその演技を受ける永瀬廉くんの表情から伝わるものにグッときて感動。北村匠海くんの表情や態度から伝わる圧倒的な存在感の凄さがあり、その存在感が出演していない所でも気配を感じるに繋がっているんだなぁと思いました。とにかく一回でも十分楽しめ、2回3回観ても楽しめる映画です。最後に流れる主題歌 King & Princeの "愛し生きること"が最後に救ってくれた気がします。主題歌にピッタリでした。きっとまた観に行くと思います。
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