法廷遊戯のレビュー・感想・評価
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愛とは、正義とは、罪とは。
本作を観て、大切な人を守りたいという想いが、正義にも罪にもなり得る。
真実が明らかになったときに、切なさで胸が締めつけられました。
ですが、エンディングでながれた「愛し生きること」を聴いて劇場を出る時に、ふっと心が救われたように思います。
永瀬廉さんの儚い瞳の表情が忘れられません。
良いミステリー
面白く、なるほどそう言う事だったのかと思えるミステリー映画でした。弁護士の話なのでちょっと難しく理解しにくい言葉等ありましたが、裁判の様子を見れたり真相解明に謎が解けていくストーリー展開は面白かったです。小説を書いてる方が弁護士の方みたいでリアリティ感がありました。後は、杉咲花さんの演技が上手かったです。北村匠海さんに永瀬廉さんもとても上手で引き込まれました。大森南朋さんの役がちょっともったいなかったかなぁと思いつつ演技は素晴らしかったです。役者さん達の演技を観にこのミステリー作品を観に行くのもおススメです。個人的に全体的に見て星3.5ですが、最後があれからどうなったの?と思う感じで終わってしまってるのでそこをもう少しあってもよかったかなと思いました。あの最後でよかったと言えばそこで全然オッケイだと思います。
ミステリーが好きな方にはおススメの映画です!
自分の中の正義を貫く難しさを感じる映画でした
メインキャラクターの清義、美鈴、馨にはそれぞれ大切なものや人があって、それを守ることこそが彼らの正義だと思うのですが、自分自身の正義を貫こうとすると、同時に他の誰かを傷つけたり犠牲にしたりしてしまうこともあって、正義を貫くことの難しさや複雑さを感じる映画でした。みんな、自分の守りたいもののために動いてるだけなのに、なんでこうも上手くいかないんだ…と切なくなりました。永瀬さんの目や表情だけで伝わる演技、杉咲さんの狂気じみた演技、北村さんのミステリアスな演技、全てが素敵で引き込まれて、何度でも観たいと思いました。また、法律を知らない私でも観やすくて、97分という短い時間に分かりやすくギュッと詰め込まれた、駆け抜けるように進む映画でした!
映画前半と最後にある有罪、無罪、冤罪についての北村匠海のセリフが重...
映画前半と最後にある有罪、無罪、冤罪についての北村匠海のセリフが重い
今だから考えさせられる
法廷遊戯
最後まで目が離せない展開で面白かった。杉咲花ちゃんの演技凄みを感じた。最後の清義の選択にも感銘を受けた。自分のこれからの生き方を考えさせられた。永瀬廉さんの抑えたトーンの演技の中、時折見せる感情の激しさとのコントラストが光ってました。目が施設育ちの寂しさ、悲しさ、諦め、を表してたのが、素晴らしかった。でもその根底には、美鈴への愛が込められているように見えた。
それぞれの正義、愛の物語
とにかく主要人物演じる3人の演技に圧倒される。それぞれが不気味。何かを抱えてる。
徐々に明らかになっていく過去。効果音や場面切替も効果的でラストまで全く飽きさせない。
冤罪や同害報復、法のグレーゾーンなどの言葉がたくさん出てくるが、専門用語もとても分かりやすく物語に馴染んでいる。
気が付かないだけで、日常に溢れているものだと考えさせられる。
ミステリーと思って見ていると、最後それぞれが信じる正義を突きつけられて涙が止まらなかった。
視点を変えて見るたびに違う感情が揺さぶられる作品。
杉咲花の芝居がどんどん
湯を沸かすん時だったかな、凄え芝居する娘が居るなあ。
とか心掴まれたけど今作杉咲花がヒロインで参加。おお、花ちゃん相変わらず魅力的だな。
とか思ってたら杉咲花の演技がどんどんデカくなって行くぞこの映画。
心壊れてしまったと伝えたいんだろうけど、そんなデカい芝居しなくて良いよ、10代のお客も来るだろうと解りやすい演技なんだろうけどオーバーアクトだよ。
監督の指示かも知れない、花ちゃんの優しさで芝居マシマシなのかも知れない、でも客は人の事理解出来ないバカだと思われてるみたいでキツイよ。
でも花ちゃんは悪くないよね知らんけど。
余韻と余白があり考えさせられる映画
清義と美鈴、子供だった2人がそうせざるを得なかった大人と世間との背景に苦しくなった。それぞれの正義が切ない。余韻と余白があり考えさせられる映画。ラストの3人の過去映像と清義の言葉、主題歌に救われてほしいと思った。永瀬廉の静かだが自らの信念の強さを感じる受けの演技、杉咲花のおとなしい小さな声からの振り幅はさすが。また観たい。
最後に話が繋がっていくストーリー
最初は少し退屈でしたが、途中から気がつけばどんどん吸い込まれていきました。
トータルすると、まーまーな内容でした。
内容を書くとネタバレになるので、ここでは控えておきます。
キャストも豪華で演技派が揃ってて、そんな中永瀬くんも頑張ってました。
杉咲さんは、今までの役柄とはだいぶ違う役柄でしたが狂ったような演技は少し恐怖を感じましたが良かったです。
個人的にはいつもの天然的な可愛い役の方が好きですが・・
若手俳優陣に拍手!👏
実力派若手俳優が繰り広げる法廷ミステリーということで興味をもち、公開初日に鑑賞してきました。二転三転する展開で最後まで楽しめました。
ストーリーは、ロースクールに通う学生、弁護士志望の久我清義、久我の幼なじみの織本美鈴、天才と呼ばれる結城馨ら3人が無事に司法試験に合格してしばらくした頃、結城からの呼び出しを受けた場所に久我が向かうと、そこには亡くなった結城と傍に立つ美鈴の姿があり、この事件をきっかけに3人の過去の因縁が明らかになっていくというもの。
終始緊張感と重苦しさの漂う展開の中で、少しずつ紐解かれる事件の真相にぐいぐい引き込まれます。二転三転するストーリーもさることながら、若手俳優陣の演技が本作のミステリアスな雰囲気をうまく醸し出しています。中でも、杉咲花さんは抜群の存在感を発揮していて、いろいろな意味でキーパーソンとなっています。まさに怪演とい言葉がピッタリです。
また、構成的にも、真相が明らかになったところで、馨が序盤で語る「冤罪と無罪の定義」が伏線として回収される流れはお見事です。これにより、最後に観客に一石投じて余韻を残すことになり、きっと鑑賞後は誰かと語り合いたくなると思います。
それにしても裁判の信頼性を根底から揺るがすような問題提起がおもしろいです。いや、我が身に起こればそんな悠長なことは言ってられません。果たしてこの国から冤罪をなくすことはできるのでしょうか。ある意味、この国の司法への挑戦的な作品であると感じます。タイトルの「法廷遊戯」は、初めは「無辜ゲーム」のことかと思っていましたが、“裁判は真実を明らかにできないお遊びだ”という皮肉のような意味が込められているのではないかと感じました。
主演は永瀬廉くんで、心に闇を抱えた清義を好演しています。脇を固めるのは、杉咲花さん、北村匠海くん、戸塚純貴くん、筒井道隆さん、大森南朋さんら。
今回は舞台挨拶ライブビューイングがあり、出演者や監督から貴重なお話を聞くことができました。作中とはうってかわって、ここでは北村匠海くんの存在感が抜群でした。撮影中は、北村くんが永瀬くんたちに対して常に多くの話題を提供したり、監督に先回りして演出をしたりしていたそうです。その話を聞きながら苦笑する監督の姿も楽しかったです。
こんな映画初めて
若手俳優3人の演技が三者三様でとても良かったのと、支えるベテラン勢の存在感も素晴らしかった。見終わった後は呆然となり、心にずっしり響いて席を立てなかった。気軽に何回も観れないと思っていたけど、また観たい衝動にかられている。色々な視点で何回でも観れると思う!!
主題歌も作品の一部だった。
それぞれの正義
公開初日に観に行きました。
事前に原作読んでから観に行きましたが、映画の方がとても見やすくそのおかげで集中して観ることが出来ました。
主演の永瀬廉くんは、少し陰のある役がとても合っていて良かったです。
同級生3人それぞれに正義があり、大切な人が居て、とても考えさせられます。
もう一度観たくなる作品でした。
余白も含めて心に残る映画
二転三転して最後まで面白かったです。
登場人物それぞれの正義に思いを馳せて見終わった後の余韻を楽しんでいます。余白があるので、色々考えさせられて、それも含めて良かったです。杉咲花ちゃんの鬼気迫る演技、永瀬廉くんの静かな、でも心に一本筋の通ったものを感じさせる演技が良かったです。最後の、セイギが空を見上げるシーン、その後の3人のシーンで込み上げてくるものがありました。
配役、脚本、演出、楽曲全てが完璧でした
永瀬廉、杉咲花、北村匠海の3人が演技とは思えないほど役に馴染んでいてとても惹き込まれました
終盤の杉咲花さんの演技には鳥肌がたちました
また難しい人間関係や背景をあれほど分かりやすく尚且つ魅力的に描く脚本と演出に脱帽
終盤主人公達の過去が明らかになるにつれ胸が締め付けられるよ感情を主題歌によって救われる
これほど全てがピッタリはまる映画はなかなかないのでは
人それぞれに正義があって、何が正しい正義なのか考えさせられる。 清...
人それぞれに正義があって、何が正しい正義なのか考えさせられる。
清義、美鈴、馨が自分の正義を貫くことでこんな結末になるなんて。何度も何度も観たくなる映画でした。
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