法廷遊戯のレビュー・感想・評価
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3人の幸せを願う映画でした
最後は色々なことを考えて涙が溢れます
一回観るだけでは物足りない
有意義な時間だった!
スクリーンで観るべき、屈指の名作
正義とは何なのか
人にとっての正義とか何なのか、考えさせられる映画でした。
人それぞれの正義があり、正しいと思ってやっていることも、他の人にしたら正義ではなく、悪だったり…。
しかし総じてこの映画に出てくる主要人物みんなに感情移入してしまいます。
誰が本当のことを言っているのか、最後にそうくるのか!全然目が離せません。
恋愛映画ではありませんが、とても切ない映画です。
でも最後にking&Princeの愛し生きることが流れてくると、救われた気分になり泣きそうになります。というか泣きます。
永瀬廉くんの目の表情の演技にもぜひ注目していただきたいです。本当に場面場面ですごく絶妙な良い表情をするなと思いました。杉咲花さんの演技も圧巻です!北村匠海くんもその役そのものが実写されていて原作を読んでからの映画でも全く違和感ありませんでした。
法廷遊戯
観賞後座席から立ち上がれなくなるほど、重みのある作品だった。
誰かを護る為であったとしても他者を害した事実は消えることはない。けれど、法によって人は赦しを得られる。法によって裁かれ罪を償うことが救いとなることもある。
この映画を通して、その意味を初めて考えた。
空に向けて微笑んだ清義が歩み出す。
そこだけ世界が違うような美しくたおやかな笑みだった。
脳裏に浮かんだのは、例え刹那であったとしても確かにそこにあった友との記憶なのであろうか。
生きて見届けることすら出来なくなったとしても、清義の選び行く先を馨は信じていた。そして清義は違えずに選んだ。その結末に私が感じたのは、不思議なほど穏やかな安堵感だった。
人生を大きく変える決心を実行する時、清義は馨の真意を鮮明に感じたのではないか。
…同害報復は寛容…赦すための贖罪…。
法曹の友情はだいぶエッジの効いた友情だと感じた。
私のそうであって欲しいという願いも込みで、きっとこの法廷での遊戯は馨の全てを賭した願いを実現する舞台であり、同時にここから生きてゆく友人:清義への馨なりの餞なのだと思った。
最後までドキドキ
最後凄い
もう一度観に行きたい映画
3者3様の正義
原作は読んでたから展開は知ってたけど、
前すぎて忘れてた部分や人物像は映画を観たからこそ理解できた部分があり。
また読み返してみよう。
主要3人の演技が光り、内容はずしっと重い。
人によって変わる正義、
司法の不完全さ、人が人を裁く危うさ、
それぞれ問われているけど、
どうすれば良かったの?と3人のそれぞれの視点で自問し続けてしまう…
私にはすぐ答えが出せない…
永瀬廉くんの表情で表現する静かな演技が好き。
そしてやっぱり声が良い。
清義は美鈴を守るために罪を重ね、共依存していた。最後も、美鈴を守りつつ馨の想いを背負い罪を償う道へ歩み出す。結局それも歪んだ正義なんだけど…
北村匠海くんの圧倒的な存在感。
馨はすべて見透かしていて、用意周到で。
復讐のために近付いたんだろうけど、最後の学生2人のシーンは、知識を高めあえる親友そのもの。
だからこそ許せなかったんだろうな。
だからこそ信じて託したんだろうな…
杉咲花ちゃん、
接見室でのシーンは言わずもがな、
語彙力なさすぎですが、凄かった。
美鈴、自発性を感じず黙秘し続け、判りにくい人物像に苛立ちさえ感じるけれど、
天を仰ぎ幼少期の清義との時間を思い出してるシーンが、“私の全て”ということが伝わってきて痛く刺さった。
過去の境遇から歪んでしまった正義感、
知識を持って賢すぎる3人による、
謎解きというより人間ドラマ。
重たいけれど、何度も観て思考を重ねたくなる映画でした。
作品はめちゃくちゃ良かったけど…
予告で、ノンストップトライアングルミステリー!とか、
ポスターの金ピカな煌びやかさとかが、
本編と噛み合わなくて勿体ない気がする。
エンタメ要素満載!って期待を持たせて観に行ったら、中身は地味に重苦しい深い作品で。
コレジャナイ感が出てしまうから…
ポスターの3人の構図表情はめちゃくちゃ良いだけに、なんかもっと魅せ方あったのではと思ってしまう。
公開直前にリリースされた3人のリール予告が一番嵌ってて良かった。これだけで、3人の関係性や感情が表現されてて、作品に入り込みやすいなと感じた。
…素人がすみません。
無辜・冤罪・無罪
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