「ご飯一緒に食べっぺ」こわれること いきること Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
ご飯一緒に食べっぺ
東日本大震災で家族を全員亡くした過去を持つ介護士の話。
高校を卒業し東京で専門学校へ通っていた2011年3月11日、自分は参加しなかった親戚の結婚式の帰り道、家族が乗った車が津波にさらわれ…。
そんな主人公が地元に帰り介護施設で働くストーリーだけど、主人公をみせたいのか、介護施設をみせたいのか、思いついたネタを兎に角織り込みたかったのか、結局何をみせたいのか???
あらすじ紹介には喪失感と虚しさ云々書いてあるけれど、働き始めてからの主人公にはそんな様子は微塵も無くて、健太再びの直後に突然そんな描写を突っ込んで、そしてその後はまたそんな様子は全然無しというね。
とりあえず健太はタヒねっ!てかんじだけどw
決して悪い話しではないけれど、色々広げ過ぎた上に、主人公の機微は全然掘らずという、上っ面をなぞっただけみたいなまとまりの悪い作品だったかな。
来場者プレゼントの薄皮饅頭は美味しかった。ごちそうさまでしたw
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