「本当の気持ちは寝言でバレる」セフレの品格(プライド) 決意 uzさんの映画レビュー(感想・評価)
本当の気持ちは寝言でバレる
クリックして本文を読む
前編や予告から想像していたものとは違ったが、これはこれで面白かった。
それぞれに若い相手が出てくるということだったが、思いのほかドロドロしない。
高石あかりはやはり素晴らしく、落差の激しい役に説得力を与えていた。
石橋侑大も良かったが、脚本的に距離の詰め方に違和感が強いのが勿体ない。
抄子は前作にも増して“女”を出してきてましたね。
猛との会話も、「これ、言わせてるなぁ」と思ったし、「そんなつもりじゃなかった」は無理でしょ。
モブも含め、接する男性が増えるほどに女性に嫌われそうな印象が強くなる。笑
闇医者まがいのことをするだけでなく、一千万払って養子にする一樹はサスガに肩入れしすぎ。
そのうちダース単位の養子ができるぞ。
遣り場のなくなった子への愛情の行き場が見つかって、満たされる部分があったというのは理解する。
ボクシングシーンも迫力があったが、ランカーより前座の相手の方が強そうに見えてしまった。
また、キャラ数が増えたぶん展開が(流れは分かるが)やや性急にも思えた。
ワンクールの連ドラを目茶苦茶うまくまとめたような。
華江はまだしも、前作終盤でお気に入りになった『理想の上司』栗山さんの出番が少なくて哀しい。
色々な可能性を匂わせつつ結論を見せないラストは賛否別れそう。
ちなみに、一樹の服装が自分より歳下とは思えず、40代半ば以上のセンスに感じた。
(金はあるけど頓着しないタイプとしての表現なら、アリ)
コメントする