「虚しいだけじゃない関係に」セフレの品格(プライド) 初恋 uzさんの映画レビュー(感想・評価)
虚しいだけじゃない関係に
「恋愛ドラマ」というより、「人間ドラマ」が前に出ていて、見ごたえがあった。
主人公2人に関する様々な人間関係が見やすく深堀りされており、見事。
脚本と演技が醸す雰囲気で、各人物を立体的にしてくれています。
特に行平あい佳さんは、母、友人、そして“女”と様々な顔をうまく表現されていた。
脇もなかなか面白く、特に栗山は正直言動や行動は気持ち悪いが、一番ピュアで嫌いになれない。
華江や娘さんとの会話も、全体でいいアクセントになっていた。
全キャラ、単に快楽というだけでなく、その先に“求めるモノ”が見えるのがいい。
ただ、他の人物とは逆に、一樹だけは過去(衝撃!)を知った方が“それ”が分からなくなる。
単なる性欲の発散なのか、それとも…
二部作前提ではなく、本作のみでもしっかりまとまっているのも好印象。
後編はよりゴチャゴチャどろどろしそうだが、高石あかりさんも出るので楽しみです。
お疲れ様です。
お返事下さりありがとうございますm(_ _)m
そう!!です!!
性的な関係だけで結婚はしないし、辛いのは華江だって誰が見てもわかる。同情はしますが、全員イライラしました笑
そして、鑑賞から何日かたって思ったのですが、
そもそもレディコミ原作なんですよね。
わざと極端な話しにふったり、女性のちょっとした人に言えない願望?を満たす事に焦点を当てているし、ターゲットになる読者もそれを望んでいますよね。
本作は安っぽいセフレの話しに落ち着かず、仰る通り人間ドラマとしても見応えがあったので、私としては引っかかりまくったのかもしれませんw
単純に、おおお〜♡ヒュ〜〜♡って観れば良かったかもです笑
こちらにも…ほんとにドラマ重視でしたね。後半は分かりやすく心情が変わってきているのでにんまりしてました。
行平さんは女性から見ても印象はとても良いです。
赤石さんとの絡みも楽しみです。