「自社のプレゼン自画自賛!新人獲得の研修用なのか。」AIR エア The silk skyさんの映画レビュー(感想・評価)
自社のプレゼン自画自賛!新人獲得の研修用なのか。
映画スラムダンクはメッチャ良かったが、
やるバスケなんて全く興味ねぇ~
ましてや履くバッシュもだ。貰っても履かないし、イラン。
そんなテンションで何故か今日は『エア』観たぞ。
1984年の話。業績不振のナイキのバスケットボール部門。
ナイキCEOのフィルからソニーは部門の立直しを命じられていた。
自身と上司のロブが目をつけたのは、後に世界的スターとなる
選手マイケル・ジョーダン。アディダス派を宣言する彼をいかにして
自社に専属契約させるのか、その成功の逸話が今作です。
AIR/エア
監督:ベン・アフレック氏
脚本:アレックス・コンヴェリー氏
(出てる人)
ソニー・ヴァッカロ:マット・デイモンさん
フィル・ナイト:ベン・アフレックさん
ロブ・ストラッサー:ジェイソン・ベイトマンさん
ハワード・ホワイト:クリス・タッカーさん
デロリス・ジョーダン:ヴィオラ・デイヴィス
最初観たとき、ほぅ~って感心したわ。
いかにして スタ-見つけてそして 自社に専属契約させるのか。
靴の開発(凄さ)自慢ではなくて、プレゼンつまりは
どうやって 難局を乗り越えたのか・・・ていう
今思えば あの時俺たちは凄かった~ ていう
終始自慢話です。
出迎え方やプレゼンに予め 意識を向かせる仕掛けをしておき
いかにも特別感を出さす。
話の切り返しの妙技に尽きる。
受けた相手も長けてて、同額な契約金同士に対して
他社提示の高級車以上に匹敵する
売り上げに比例して一部の対価支払いを求めるという凄さ。
今では何処も当たり前かもだけど、当時任意の選手専属契約で
そこまで飲むとは この先の業界の未来を変えてしまう程の
事だったんでしょうね。
CEOの天を仰いだこのシ-ンは良く表していたと感じた。
総てはエアジョ-ダンが成功したからこそ
今 こうして映画にも成って言えることで、
失敗してたら 今頃靴部門は終わってたよね・・・
それだけだと思う。
今 何でこの作品やるんだろうか?
誰か関係者亡くなったのかな、それとも
自社の落ち込みカバ-用の宣伝なのか。
いずれにしても、久しぶりに
ベンとマットの共演作みれたな。
昔の『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』が懐かしい。
マットがちょいと肥満(親父体型)で
最後にカッコつけて グランドでランニングする~って
やる気をこっちに見せておいて・・・
数歩走ったら ガラジャねぇって 走るの止めて。
そこんとこは ワロタ! (^_^;)
えぇぞぉマット。そうこなくっちゃと思うね。
しかし、”ジェイソン・ボーン役”は もうヤランのかいな。ハハハ。
興味ある方は 劇場へ。