「すまんNew Balance派なんだ」AIR エア ブレミンさんの映画レビュー(感想・評価)
すまんNew Balance派なんだ
マイケル・ジョーダンをナイキのブランドと契約するために奔走するナイキ職員たちの物語。自分もバスケをしていた人間なので、エア・ジョーダンを履いてプレーしていましたし、その履き心地は身を持って体験しています。なお、現在はNew Balanceしか履かない人間になりました笑
25万ドルで3人の選手と契約するよりも、25万ドルで1人の選手と契約し、彼自身の名前を冠したブランドを作るといった画期的なシステムに動き出します。ただ、マイケル・ジョーダンがNIKE自体を嫌がってるという絶望的な状態からスタートします。
adidasやCONVERSEがどういうプレゼンを取ってくるかの予想を母親との交渉に用いてみたら、母親は息子の価値を最大限に知っているからこその交渉と、両者ともに引かない駆け引きはなかなか見応えがありました。
会話劇がメインで、そこまで大きな動きこそありませんが、それでもテンポ良く進んでいくので飽きる事なく楽しめました。
マイケル・ジョーダンが偉大なのは勿論の事ですが、エア・ジョーダンを生み出した方々もまた偉大だったという事を認識させられた作品でした。バスケしたくなったなぁ。
鑑賞日 4/11
鑑賞時間 11:45〜13:50
座席 M-12
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かせさんさんのコメント
2023年6月6日
庭で兄に1on1で泣くほどコテンパンにされて、その後ずっと練習をしているマイケルを眺めながら、デロリスさんはこの子はほかの人間とは違うとの確信を得たと、どこかで読みました。
その後も贅沢はせず、恵まれない人に奉仕しながら人生を過ごしたそうですよ。