「面白いけど評価が難しい作品」AIR エア ライヘンバッハ・ヒーローさんの映画レビュー(感想・評価)
面白いけど評価が難しい作品
バスケットボールはアメリカの国民的スポーツですし、そのなかでもマイケル・ジョーダンといえば史上最高と言われる選手なので、そのエピソードにアメリカ人が大喜びするのはわかりますけども、馴染みの薄い日本人にはどうなのでしょうかね……
NIKE社やジョーダン家が全面協力なので、宣伝映画みたいになってしまうのは仕方ないのかもしれませんが、もう少しシューズ開発の"もの作り"的なところも深く掘り下げてくれたら、さらに面白かったかもしれません
ただ、作品舞台が80年代アメリカでその風景がしっかり再現されていますし、マット・デイモンさんの役作り(?)で中年親父の太鼓腹に凄いプロ魂を感じるなど、昨今のCG全盛のなかで職人的な映画作りには、少し前のハリウッド的な良さが感じられて好感持ちました
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