「もうちょっと面白くできたはず」おまえの罪を自白しろ みるさんの映画レビュー(感想・評価)
もうちょっと面白くできたはず
国会議員の孫が誘拐され、普通は身代金が要求されるところに「おまえの罪を自白しろ」との犯人側の声明が届くーーという話し。
このアイデア自体は凄く面白いと思います。だけどその肝心の自白するべき「罪」の内容が面白くなかったです…
原作は未読ですが多分原作はうまくいってたんだと思います。
映画としてはたった100分程度の映画なので、視聴者の見る時間もたった100分程度です。
つまり実際に100分前に誘拐事件が起きたとして100分後に「実はこの誘拐事件はこうでした。あれはこうでした。それはこうでした。」と言われても、状況の整理が追い付かず「ええ…ああ…そうでしたか…」みたいな気持ちになると思うんです。
この映画も後半は怒涛のネタばらしになるのですが、まだ誘拐の状況把握が追い付かない間にネタばらしされている気持ちに皆さんなるのではないでしょうか…?
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