「綺麗ごとだけでは生きていけない」おまえの罪を自白しろ よーこさんの映画レビュー(感想・評価)
綺麗ごとだけでは生きていけない
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原作よりも登場人物のドロドロ感は薄まりつつも、政界で生きるための狡猾さを中島健人がラストにかけて身に付けていくところにゾクゾクした。ただ根底にあるのは、守るべき市民を直接ではなくても傷つけてしまったことへの悲しみと、繰り返すまいとする決心なのかなと感じた。尾野真千子も、登場シーンは少ないものの流石の存在感。堤真一の無骨な雰囲気も役にハマっていた。ラスト、家でTVを見つめて何を思っていたのか…喜んでいるのか悔しさがあるのか絶妙な表情が良かった。
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