「これが制作者さんの好みのテイストなのでしょうか?」探偵マーロウ ConicalSpoon436さんの映画レビュー(感想・評価)
これが制作者さんの好みのテイストなのでしょうか?
表題通りです。自分のテイストにはちょっとあいませんでした。
物語は淡々と進みます。自分的には起伏は少ないと思いました。
物語冒頭から、話がよく見えません。「ニコ・ピーターソン」という人間を探すことが依頼内容なのですが、理由も目的も???です。そして、既に死んでいると報告したら、それは偽物だと依頼者が言う(だったら、はじめからそう説明しろよ!? てな気がしました)。
あと、たまに、ウィットに富んだ会話や 否定しているのに肯定しているような よくわからない文脈の会話(付加疑問文の翻訳誤りなのかな??)が多数あるのですが自分的にはちょいと難しかったです。英語をそのまま理解できる人ならわかるのかもしれませんが、自分は翻訳文で判断していたので、今ひとつでした。
そして、最後になって依頼主の求めた「ニコ・ピーターソン」が登場しますが、そもそも彼が身を隠した理由が不明確です。なんか身を隠す必要は無いような気がしました。ストーリー展開がちょいと わかりにくい映画でした。
自分の感想としては、エンターテインメントには なっていませんでした。
追伸
自分的にはすごい感動したことがあります。「1939年のロサンゼルス」を映像として出していたことです。このぐらいの時代間隔だと、実物を見た人も生き残っているでしょうし、映像ででてくるのは、CGなのか、現物を用意したのか すごい気になりました。当然、車は旧車ですし、建物・時代背景を考えるとレプリカを作成するにしても大変な手間暇コストでしょう。このあたりの映像を撮るのは すごい大変だったと思いました。
<主な基準(今後のためのメモ)>
4.5 観て良かったと感じた映画
4.0 おすすめできる映画、何かしら感慨を感じる映画
3.5 映画好きなら旬なうちに見てほしい映画
3.0 おすすめはできるが、人により好みが分かれると思われる映画