「ポンピエ」ノートルダム 炎の大聖堂 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
ポンピエ
2019年4月15日に起きたノートルダム大聖堂の火災で活躍した消防士達の話。
「嘘の様だが…」の字幕から始まり、当日の朝新人警備員が配備されたノートルダム大聖堂の様子をみせていく。
どこまでが事実かは解らないけれど、最初のアラートが鳴り確認に行った場所では火災は認められず、しかしながら既に屋根から煙が?
そして消防局が火災を確認するまで約30分?
そして消防士が着いて消火開始まで又約30分?
しかもそんなお粗末な状況って大丈夫かフランス!?
以降は時間経過が示されないから良く解らないけれど…。
現場の消防士の活躍は素晴らしいし実際の映像を交えながらの展開は迫力満点だったけれど、指揮官がイマイチでなんだかピリッとしないし、マクロン大統領の現地入りに際してのやり取りも、どこの国もこんな感じなのかなと…国だけじゃないけれどね。
文化財の救出も、結構煽った様に「せめていばらの冠だけでも」とみせておいて、最後にはちょっと肩透かしな情報が。
まあ、概ね事実なんだろうけれど、やはりかなり誇張されているのかなという印象。
ちなみに、修復工事の現場で喫煙の事実あがったのは本当だし、電気系統のトラブルもあったらしいけれど、実際には原因は特定出来ていないらしいですね。
その辺の情報も字幕でも良いけれど流して欲しかったかな。
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