劇場公開日 2023年5月26日

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「テアトル最終日にギリギリ間に合った感じです。 宮沢氷魚の透明感とそ...」はざまに生きる、春 白波さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0テアトル最終日にギリギリ間に合った感じです。 宮沢氷魚の透明感とそ...

2023年7月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

テアトル最終日にギリギリ間に合った感じです。
宮沢氷魚の透明感とその役所が、本当ピッタリとはまっていました。
また作品のテーマの一つであろう発達障害を「こうなるんですよ?大変なんですよ?」では無く、一人の人として描いているのがすごく良かったです。
また、小西桜子演ずる春の行動から見て取れるように、程度の大小は別にして多くの人が“はざま”で生きているのかも知れませんね。
そんな多様性を作品から強く感じました。
純粋な恋愛とは違うのかも知れませんが、少なくとも二人はとても純粋な気持ちで惹かれあっていて、そんな愛おしさがいっぱいなんです。
そうして最後、ほんの少しかもしれないけど、屋内は“はざま”を乗り越えることが出来たのでしょうね。
すごく優しい作品でした。

プラズマクラスターって除霊できるんだ...

白波