「ベタな内容だけど、優しい風が流れていて心地よい」アナログ ゆきとうさんの映画レビュー(感想・評価)
ベタな内容だけど、優しい風が流れていて心地よい
よく考えたら、いい大人が海辺で糸電話なんかしないよなーと思いつつも、主役2人の演技に大変引き込まれました。
テーマになっているアナログとは、「連続している状態」を表します。みゆき(波瑠)は携帯を持っていないため、大人の恋愛なんだけど初々しさがあり、共感できました。悟(二宮和也)とみゆきの間には、アナログ時計のような連続した恋愛がずっと続いているように感じました。
ベタな内容ですが、悪人が出てこないので、海辺に優しい風が流れているような純粋な気持ちになります。
後半は目頭が熱くなり、満足度の高い映画となりました。
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みかずきさんのコメント
2023年10月11日
みかずきです。
仰る様に、設定としては、連絡も取れないし、週に一回、木曜日にしか会えないという間のある設定でしたが、会えない時が二人の愛の熟成期間になっていました。二人の愛はずっと繋がっていました。
二宮和也と波瑠が作り出す雰囲気が素晴らしかったです。
相性がピッタリでした。最適役でした。
では、また共感作で。
ー以上ー