劇場公開日 2024年10月11日

ジョーカー フォリ・ア・ドゥのレビュー・感想・評価

全516件中、161~180件目を表示

5.0最高によかった!!!

2024年10月14日
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鑑賞方法:映画館

評価が真っ二つに割れているのは知っていた・・・
料理に喩えると、味が分からないって事と似ているように思う。鋭い刄で部位を計算して削られた繊細な出汁の味がわからない人がいるのと同じだが、悪い事でもなんでもない。
しかし、あまり声高に云われると影響されそうになる。
だから今回は、期待していなかったが、少なくとも3回は観ようと思った!!!
低い評価はその人の勝手だが、その内容には腹が立つのがある。
なんでもそうだが、貶すようなのはよくないと思う。

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F

2.5カートゥーンがメタファーだったのかも

2024年10月14日
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鑑賞方法:映画館

執拗にピエロメイクを求めてくるリー。メイクをした途端に熱狂し、ジョーカーは居ない、で手のひらを返すフォロワーの皆さん。

たぶん世の中のファンはジョーカーとアーサーがジキルとハイド的二重人格かどうかなんてどうでも良くて、いつ何時も数分も違いなくジョーカーであって欲しいわけで。

これってアイドルの推しメンに勝手に自分の理想を押し付けてそこから外れた行動をすると嫌い通り越して憎いになるのと良く似てて、「昨日のTOは今日のアンチ」を地で行く展開にオタクとしてはわかりみが深い部分があったりなかったり。

副題のフォリアドゥって妄想障害って意味だから、下手するとリーも居ないかも知んねえぞ?裁判中のパフォーマンスもラストシーンも実は無いのかも知んねえぞ?って思うと単なる出来損ないのミュージカルを見せられた感じがして腹すら立ってきた。

あ、ちょっと待って!もしかして世の中に対して自分ではできないことをジョーカーにやってもらった気になって溜飲を下げてた人々も妄想障害ってこと?!

とはいえアカペラからの劇伴の音程が合いはじめて段々伴奏が付いていく感じはとても好みの演出だったし、傘のコントラストとか面会場所のガラス越しのスマイルとか素敵なシーンもたくさんあるし(良いシーンは全部予告編でしたねあるある)、歌われてる曲も懐かしの名曲ばかりで、美メロ懐メロ好きにはちょうどいいのかもしれない。

あと、ホアキンの役者魂すごすぎる。信じられるか?これボーとナポレオンと同じ役者さんなんだぜ?体格も生え際も違い過ぎて凄すぎる…でもどれも強迫性障害の役なんですけど。

最後に、映画について何の情報も入れずに見に行くことを常に自分に課してるんだけど、それがこんなに裏目に出てメンタル的に危険だなんて久しぶり過ぎて一緒に行った相方と帰り道に喧嘩になってしまったじゃない…。映画がつまらな過ぎて喧嘩になることってあんまりない(いやわりとある)からマジで責任とって欲しいかも。そもそも何でこの映画の企画が通ったの?ハリウッド不思議すぎるし、こんなことしてるとNETFILEXにマジで潰されちゃうぞ?

とか何とか言いながら映画は映画館のでかいスクリーンで見ないと映画じゃ無いので、気持ち切り替えてこれからもハバナイスムービー!

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きーろ

4.5悲劇なのか喜劇なのか

2024年10月14日
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悲しい

興奮

知的

「ジョーカー」に魅せられた民衆
影響力に恐れる国家
恋い焦がれてどんな手を使っても近づきたかった女

誰も「アーサー」に興味がない。
そこがとてつもなく悲しくて、でもどこかで自分の知っている「悪の権化ジョーカーとして覚醒しろアーサー!」と期待してしまう自分にもまたアーサーに興味がないのかと落胆してしまう。
あぁなんて悲しい男なのだろう、自分は此処に居ると叫べば叫ぶほど「ジョーカー」として神輿に乗せられてしまう。
誰もアーサーには寄り添ってくれないのだ。
ミュージカルパートは昔観た「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を思い出しました。
現実に救いのない主人公が妄想の中でこうありたい、楽しい現実逃避の美しい歌

歌が美しければ美しいほどに現実の残酷さが際立つ。
ジョーカーという喜劇なのか
アーサーという悲劇なのか

私にとって「ジョーカー」とは名前のない怪物なのだと感じる映画でした。

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晩子

5.0Will the Circle Be Unbroken 😭

2024年10月14日
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泣ける

悲しい

幸せ

観終わって一息ついて、この続編は前作のすぐ後に続けて撮影されたんだよなぁと思った。
その理由は、
ホアキンがガリガリで、この齢でまた減量するなんて、ヤバいって思ったから。
そんなこんなで
続編はこちらも、もう望みません。
アーサーもほんとにお疲れ様でした。
もう楽になってください。

病院でレディ・ガガとチラッと目が合う最初の場面からカーター・ファミリーで有名な 永遠の絆 Will the Circle Be Unbroken が流れる。
レディ・ガガが歌ってるらしい
あんな境遇でもまだ母ちゃ〜ん、母ちゃ〜んなんだもんなぁ。
フォリ・ア・ドゥは影響の大きかった母親との関係と妄想の中のリー(レディ・ガガ)との関係を表しているのでしょうね。

リーは別にハーレイ・クインでなくても全然OKだった。
できればさ、獄中結婚してあげて欲しかった。
そのほうが、あとでもっと残酷。
裁判の終わりの方ではリーは急に冷めて静観してた。なんで?って思ったよ。

5年近くも経っているのに、裁判場面をみてると、該当する前作のシーンが鮮明に蘇って来るのもすごい。

さすがにジョニー・キャッシュ役(ジョニー・キャッシュの奥さんはカーター・ファミリーのジューン・カーター)もやっただけあって、ホアキンの歌もほんとに素晴らしい😎
サントラ買いたい。けどちょっと悲しくなっちゃうからなぁ😥

10月13日の日曜日の夜に観たんだけど、アーサーの人生とは無縁の幸せそうなカップル達はあからさまにシラけた反応。

観に来んなよ💢

失敗したなぁ。
こうゆう映画はさ、
余韻が大切なんだよ。

【追記】
バットマンシリーズのジョーカーとは前作からすでに逸脱しているので、哀れなスタンダップコメディアン、アーサーの物語として観ました。ほとんどすべてのシーンが彼の妄想世界。リー(ハーレイ・クイン)も彼に好意的なシーンはもちろんすべて妄想。だから、この映画での歌謡ショーシーンが単純なミュージカルではない点がより素晴らしいと思いましたね。レディ・ガガ自身の若い頃の経験などがバックに感じられて、いいキャスティングだったと思いましたね。すごい仕掛けの映画でした。
続編にありがちなワンパターンを踏襲しないところが秀逸。前回のカタルシスを期待した人もバットマンシリーズのジョーカーを期待したヒトもバッサリ。

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カールⅢ世

2.0この世界は、ただの舞台

2024年10月14日
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前作におけるジョーカーの魅力はそのカリスマ性だったと考える。
数多あるヒーローやアンチヒーロー映画において、ここまで明確に弱い主人公はそういない。
そんな中でもアーサーがジョーカーとなり得たのは彼の狂気的なフラストレーションの解放が観衆を惹きつけたからだ。

前作では全ての人が潜在的に抱えている〜やら、共感してしまう〜云々の宣伝やレビューが散見された。
今作のラストはそういった観衆の要望もどきのようなものに引っ張られて、ジョーカーが特別たる個性を全て殺してしまうようなものに思えた。
ただ悪意が伝播するだけならジョーカーである必要はあったのだろうか。

それと当然ミュージカルである必要はない。
妄想と現実が混濁した世界観が前作の解釈の幅を広げていたのに、なぜわざわざミュージカルという枠に収めてしまうのか。
総じて残念。

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23

0.5来春が楽しみです。

2024年10月14日
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来年のラジー賞「最低な続編作品賞」はこれで決まり!

みなさんはいくら賭けますか?

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風のビリー

3.5観客が見たいものが見られなかったまで含めてジョーカーのジョーク?

2024年10月14日
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閑

4.0個人的には面白い!でも、星4つ

2024年10月14日
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悲しい

知的

難しい

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ヤナコ

2.0一言で言うなら「懺悔映画」

2024年10月14日
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悲しい

知的

難しい

 前作『ジョーカー』の影響でアメリカのみならず、日本でも社会現象を引き起こした凶作の続編。鑑賞前は酷評の多いとは知っていましたが、「個人的に楽しめれば良い」という視点で述べさせていただきます。
 脚本は正直イマイチ。ほとんど刑務所のシーンばかりで物語が前に進まない。
そこを補っているのがアーサーの妄想の世界で、華々しいシーンが多く、退屈させないように気を配っている印象でした。
歌が多いのもストレスに感じてしまってもったいない。台詞で気持ちを表現すればいいのに歌で遠回しに伝えようとしていて、正直じれったいと感じました。
前作で社会風刺に振った分、エンタメ性と現実性に特化した作品でした。
 この映画を観て良かったと思えたのは、「カメラワーク」と「レディー・ガガ」でした。アーサーの心情をカメラで表現していて、自意識過剰の部分をピントで表現していて被写体の周りをぼかすことで、自分の事しか見えていない人間を演出していてわかりやすかった。
そして今作はレディー・ガガの演技と歌唱力が素晴らしい。力強い歌声と演技力は一見の価値あり。中でも「ジョーカーとハーレイ」というアーサーの妄想の世界では、ホアキンとデュエットするシーンがありますが、ホアキンが緊張しているのか声がこわばっているしているように見えました。
 個人的にはトッド・フィリップス監督による前作からの反省文的懺悔映画。もしくはジョーカー0号の物語とも観れる映画でした。

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keyton

3.5前作知らずに見ました ホアキン、激しい減量したそうですが、 よくこ...

2024年10月14日
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前作知らずに見ました

ホアキン、激しい減量したそうですが、
よくこれだけ動けるし、
撮影に耐えられましたね

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jung

3.5真っ当なアンサーソングだった

2024年10月14日
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え?賛否なんだ?と噂を聞きつけたが故に観ないつもりが観にきてしまったのだから、賛否っていいもんだと思う。ふと振り返って続編やるような話だっけ?と思いつつ観てみれば、なるほど繋がっていてこうなるより他ないアンサーソングになっていた。

だから正直なくたっていい話の続きなので珍しいものを観ている感じはする。他にやりやうもないわけではないだろうが、今度は冒頭のカートゥーンアニメからはじまって、妄想ミュージカルで繋いでトドメまで、って感じなのだけど、そのミュージカルも『ララランド』的なクレバーでアクロバティックなハマり具合ではなく『ワンフロムザハート』的なダラダラと展開と閉塞感を深めていくのでこの辺が悪評なのか? 同じ趣向なら『X』シリーズのタイウエストの『パール』のほうがクレバーなミュージカルオマージュをかましていたと思うが、本作を悪く言えないのはレディガガがいいからである。初っ端からファムファタールでございます、という登場なのだけど、目つきがとても良く、せっかくならもうひと暴れして欲しかったくらい。
にしても、前作で象徴的だったあの階段が出てくると切なくなるな、と思った。そしてあまりにもあってるビリージョエルの「マイライフ」…

トッドヘインズは連続する作品を作家としてまとめきったと思う。でも世間の期待するエンタメはこれじゃない、という感じなのかな。なんか黒沢清監督の『cloud』を思い返した。

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ONI

3.0鑑賞動機:前作7割、ブレンダン・グリーソン3割

2024年10月14日
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なお

5.0素晴らしい。アメリカ現代文学作品の文脈

2024年10月14日
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悲しい

知的

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vn0nv

4.0存在と死

2024年10月14日
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永田製麺

3.0賛否両論わかる!

2024年10月14日
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mz

3.0独りぼっちではない「孤独」

2024年10月14日
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悲しい

怖い

難しい

5人の殺害容疑のため刑務所で過ごすアーサーに裁判の日が迫る。
刑務所内で出会ったリーとの妄想は、世の中の弱者、反逆者たちへ伝播する。

今回のアーサーは独りぼっちではない。
常に周りに人がいる。
そのため前作のような終始閉塞感で逃げ出したくなるような絶望は薄い。
なぜならアーサーはもう、弱者のヒーローであり、民衆の代弁者であり、憧れの存在だからだ。

社会的弱者視点で共感した前作を、そのまま期待して観ると裏切られる。
世間から「つまはじきにされる孤独」が前回なら、今回は世間から「祀(まつ)られる孤独」。
アーサーの境遇から生まれた「ジョーカー」は世に一人歩きを始め、アーサーは「ジョーカー」であることを求められていく。

「あなたは僕の話を聞いていない」というインタビューでのアーサーの言葉が印象的だ。

みんなが見たがっているのはあのメイクで、素顔のアーサーではないのだ。
ある意味今回の孤独のほうが、救いがないかも知れない。

ミュージカルシーンが多すぎるという声はその通り。
ガガに乗っ取られた感が否めないのでこの点数で。

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namaketaro

2.0サブタイトル詐欺

2024年10月14日
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悲しい

怖い

難しい

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たくむし

3.5アーサーの物語

2024年10月14日
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悲しい

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やまいも

2.5山田裕貴の宣伝の時点で嫌な予感はしていた

2024年10月14日
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求めてたの→

ガガの放火で脱獄。金持ちとか権力者を殺しまくる。やりたいことをすべてやる。死ぬ。今際の際にジョーカーが観客に問う。羨ましいだろ?オレが好きだろ?

こんなのでよかったのにな。エンタメなんだから。

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ロンゲスト

5.0ザッツ・エンターテインメント🎵

2024年10月14日
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ジョーカーにレディ・ガガが出る。
そしてあの完璧な予告篇。

期待値マックス。
賛否あるレビュー、ミュージカル?
予告を超えることはないか。近場の劇場で大丈夫か。
いやいやせっかくなら、
遠くの劇場で夜の回のみのDolby Atomo上映
少し無理して観に行って良かったと心底思った。

ジョーカー完全となる。
予告篇をはるかに超えてきた。

最初のアニメーションが終わってからラストシーンまで、すべての場面が絵になる。
音楽が、音が、歌声が、光が、バカ笑いが、
脳に、胸に、心に突き刺さる。

歌声が、メロディが、歌詞の一言一句が、こんなにも心に染み込んでくるミュージカルは初めてだった。
ジョーカーとハーレィークインのダンスにうっとりする。
アーサーとリーの歌声に涙が止まらない。
こんなにも哀しいザッツ・エンターテインメントがあったろうか。
心が震える。

ホアキン・フェニックスが苦手だった。
前作も、ナポレオンも、ボーも嫌悪感が先に立ってはまらなかった。
今作は最初の痩せこけて突き出た背骨から、魅了された。
アーサーも、ジョーカーも、歌も、タップダンスも、バカ笑いさえもかっこいい。

すごい映画だ。

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大吉