「期待外れと言うには心動かされすぎる20年後の名作」ジョーカー フォリ・ア・ドゥ みっちさんの映画レビュー(感想・評価)
期待外れと言うには心動かされすぎる20年後の名作
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余り評判良くないけど
フツーに楽しめたけどな
でも、評判良くないのはわかる
たぶん面白くないと言っている人の半分ぐらいは
ミュージカルだから。
なんで歌ってるのか意味分からないと言う意見の人は楽しめないと思う。
あとは、前作のような弱者救済というか強者をやり込めて社会をひっくり返すような爽快感が本作には全くない。主人公アーサーのダメなところばかり目立つ
でも、駄作っていうには
心動かされる。動かされすぎる。
ミュージカルパートはアーサーとリーの心理描写を本当にうまく表現できている。
普通はそのミュージカル作品のために作られた歌を作中に使う事が多いと思うが、本作ではほとんど誰もがどこかで聞いたことのあるスタンダードな曲でちゃんと表現できてるのはすごい。
前作の暴力シーンの代わりに今回はミュージカルシーンが主人公の見せ場。
ラブロマンスなのか妄想の世界なのかわからないけど歌ってる時はアーサーが主人公。
ミュージカルパートがアーサーの高ぶる心を表現しているのなら前作のこともあるし、もしかしたら、レディオガガ演ずるリーも。。。なんて思うとまた違った意味でミュージカルシーンが見られる。
基本、鬱展開、ミュージカルパートがないと本当に彼の境遇がひどすぎてみてられないと思う。
気になるのが、これってちゃんとバットマンの世界に繋がるなかな?ってところ
なんか評判悪いし本国の興行成績も悪いみたいなので実現しなさそうだけど
もし、パート3が作られるのなら必ず観に行くと思う。
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