「ジョーカーとは何だったのか」ジョーカー フォリ・ア・ドゥ いのさんさんの映画レビュー(感想・評価)
ジョーカーとは何だったのか
クリックして本文を読む
【ジョーカーとは何だったのか】
『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』は期待外れの映画だった。
社会的弱者が悪のカリスマに変身して更なる大暴れをしてくれるのを多分世界中の人が期待していたのだが、それは裏切られた。
ではジョーカーとは何だったのか?
ネットでいろいろな人の考察や感想を聞いて、そこそこ腑に落ちた。
有識者の考えを自分なりにまとめてみる。
『ジョーカー』
心優しい頭の弱い男が社会に追い詰められ凶悪犯罪を犯し、神として世間に祭り上げられる話。
『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』
神に祭り上げられた頭の弱い男が、一生懸命神を演じようとするがやっぱり無理で自滅する話。
ミュージカルシーンにも理由があって、現実が苦しいアーサーにはミュージカルの妄想しか救いがなかった。
可哀そうなアーサー。(;_;
『ダークナイト』
数年後アーサー信者の誰かがジョーカーになり、そのころには成長したブルース・ウェインがバットマンになっていたという流れ。
こう考えると、ジョーカー二作品はバットマンの前日譚として、とても良くできた物語であったと思える。
アーサーとジョーカーを演じ分けたホアキン・フェニックスの演技力が物凄かったらしいが僕にはよくわからなかった。
2回目を観るといろいろわかるのだろうが、そこまではしなくていいだろう。
レディー・ガガが美しかったのでALL OK!ってことで。
(^_^
コメントする