「さよならホアキンジョーカー」ジョーカー フォリ・ア・ドゥ しらこさんの映画レビュー(感想・評価)
さよならホアキンジョーカー
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向かって右がオレンジ、左に青っていうガッツリ分かれたRRRみたいな照明がずっと気になっていて
弁護士が最初にジョーカーに話しかけるシーンでボンヤリ日が差したから「オッこれはアーサーがジョーカーのモードに入るとオレンジの光が差すのですか?」と思ってずーっと光を追ってました。
全然違いました。ジョーカーなんていなかった。
独房に忍び込んだリーが、事に至る前にしっかりジョーカーメイクさせてたところでラストがなんとなく想像できてしまいました。リーはアーサーになんて興味ないんだなと。
その後の華やかな妄想シーンは素晴らしい地獄でしたね。ミュージカルの中の2人が素敵であればあるほど悲しくなりました。そんなことになるわけないのだから早く目を覚まして欲しかった。もはやDC映画としては観てませんでした。ヒューマンドラマすぎます。
弁護士団やキスした囚人はアーサーに寄り添ってたように見えるのが余計に悲しいです。
女性の弁護士ふたりともお母さんみたいな雰囲気なのもグロかったですね。
悲しくて辛い過去と障碍をもったジョーカーなんていないし、いちゃいけない。
素晴らしいストーリーではありましたがやっぱりエグくて辛かったので次のジョーカーはエンタメに振り切ってくれると嬉しい。
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