「悲しい世界を強く逞しく生き抜く」マッドマックス フュリオサ Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)
悲しい世界を強く逞しく生き抜く
 Netflixの配信を日本語字幕を付けて日本語吹替え版にして、ホームシアターにて大画面スクリーン&大音響で家族と一緒に鑑賞。
 ジョージ・ミラー監督のマッド・マックスシリーズ(全5作)の中では、主人公が女性なのは初めてである。
 幼少期のフュリオサを演じるアリーラ・ブラウン(吹替え:遠藤璃菜)から、早い段階でアニヤ・テイラー=ジョイ(吹替え:ファイルーズあい)にバトンタッチされる。
 前作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015年)のシャーリーズ・セロンが演じたフュリオサに繋がる。
 フュリオサの母親を殺した長髪ボスのディメンタス(『マイティ・ソー』で主人公を演じたクリス・ヘムズワース)が口数の多いキャラクターで、時々台詞が笑える。
 イモータン・ジョー(ラッキー・ヒューム)の既に完成された存在感が、作品をいっそう重みのあるものにしている。
 後半登場する護衛隊長ジャック(トム・バーク)の吹替えを津田健次郎さんが担当。ジャックとフュリオサが協力しあう場面はワクワクが止まらない。
 迫力と没入感も最高、興奮しっぱなしであった。
 残酷な世界観であることは承知、圧倒的な映像に魅了されながら楽しんで観ることができた。
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