「ビバ世紀末!」マッドマックス フュリオサ cysteineさんの映画レビュー(感想・評価)
ビバ世紀末!
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199X年だかいつだか知らないけど、地球は核の炎に包まれたようなそうでもないような?
でもとにかく人類は死滅してはいなかったので、なんだかんだみんな元気にヒャッハーしてる、
そんな世紀末世界観の本家本元の元祖なマッドマックスシリーズ最新作にして、前作の前日譚
他の人たちのレビューなんかでもあるように、前日譚であるが故に絶対死なないの確定してるキャラが何人もいたり、
さすがにフュリオサをマックスよりも強いキャラとしては描けなかったりの制約が少々足枷になっている感じはありますが、
やはりシリーズ恒例のぶっ飛んだ改造車での激しいヒャッハーなチェイスバトルはパワフルだし、
恒例のパターンの中にも、前作ではなかった空中戦法を駆使するバイク軍団とか、見せ方の面で工夫して目新しさを出してきてるのは凄いし、
そんな世紀末感あふれるバトル描写は本当に面白い
ただ、そういう目新しさ、派手さが出てる部分が中~後半で終わってしまって、
イモ―タン・ジョー軍VSディメンタス軍がダイジェストで消化されてしまったり、
フュリオサ対わずか数名の敗残の将の軍で終わってしまったりと、
終盤がややパワー不足感が否めない展開になってしまったのは残念
確かにあくまでもフュリオサが主役の物語とするなら、
彼女が直接加わってない戦いを描いたりするのは無駄だし、ディメンタスとの一騎打ちにして、彼女の心理面の掘り下げを優先するというのはわかるんですけどね
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