「クリエイティブ魂とサービス精神満載!」マッドマックス フュリオサ Cディレクターシネオの最新映画レビューさんの映画レビュー(感想・評価)
クリエイティブ魂とサービス精神満載!
子どもの頃観たマッドマックスのせいでインターセプターに憧れ、いつかはV8フォードに乗ってやる!と誓いました(笑)
というわけでシリーズ9年ぶりの今作は、79歳!の鬼才ジョージ・ミラー監督のクリエイティブ魂やサービス精神に溢れてて、サイコーの娯楽作でしたよ!
女戦士フュリオサの前日譚のストーリーは、既に前作の時に作られていたらしく、全てが必然でよく練られている。だから怒りのデス・ロードはサブスクで予習しておくと更に楽しめます。
フュリオサの復讐の相手は前作の"イモータン・ジョー"ではなく、新ボスキャラ"ディメンタス"なのが意外で面白い。サーガということで彼女の理不尽で悲痛な境遇を描くより、母の仇というカタルシスで徹底的に娯楽へ振り切ったのはよかった。
前作のシャーリーズ・セロンも素晴らしかったけど、今作のアニャ・テイラージョイは眼力がすごくて引き込まれちゃう。ディメンタスを演じるのはマイティーソーのクリス・ヘムズワース。ジョーのような冷酷サイコではなく、極悪の中に人間味を感じる役作りが上手い。
でバイクやアメ車好きならめちゃ楽しめます。ツウ好みの車やバイクが、世紀末のお馬鹿カスタムで爆走するのだからたまらない。ボスが操るのは、ハーレー3台に引かせる戦闘馬車。こんなのよく運転できるわー
この興行次第で次作マックス主演の制作が決まるらしい。絶対観たいから、ヒットして欲しいなー。コレ爆音大画面のIMAXで観ないともったいないよ😆