「眼は口程に物を言う」マッドマックス フュリオサ 鶏さんの映画レビュー(感想・評価)
眼は口程に物を言う
「マッドマックス」シリーズ初見でしたが、本作は前評判も高く、また前作「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の前日譚ということだったので、本作を観てから前作を観ても良いかなと思い、何の”予習”もなく観に行って来ました。
その結果、とにかくテンポが速く、次から次へとアクションシーンが展開し、また砂漠中心の荒涼とした風景の壮大さもあって、2時間20分近い長編ながら、全く飽きることなく観ることが出来ました。
そして主人公のフュリオサを演じたアリーラ・ブラウン(少女時代)とアニャ・テイラー=ジョイの2人が魅力的で、こちらも良かった。主人公なのに2人ともセリフが極めて少なく、それが本作の特徴だったように思えますが、特に大人になってからのアニャ・テイラー=ジョイの眼力が凄かった。”眼は口程に物を言う”と言いますが、まさにその通りで、セリフが少ない分を補って余りある眼力でした。
またアクションシーンに関しても、文字通り”血沸き肉躍る”躍動感と力強さと迫力が溢れるもので、フィジカルに元気を貰った感じでした。今年はまだ半年以上ありますが、アクション映画としては本年度NO.1と言って差し支えないのではと思います。
そんな訳で、本作の評価は★4とします。
そうだ、早速前作を観ないといけないな!!
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