「ロックのライブのようにテンポよく、時間の経過を感じさせない完成度の高い作品」マッドマックス フュリオサ ちゆうさんの映画レビュー(感想・評価)
ロックのライブのようにテンポよく、時間の経過を感じさせない完成度の高い作品
尺は長いのだけれど、それを感じさせません。
怒りのデスロード同様、秩序を失った人間の狂気がド迫力の映像から迫ってきて、観ているこちら側もかなりテンションがあがります。
結局、人間の争いの種は資源に尽きるんだなと改めて感じました。日本がかつて帝国主義に走ったのも資源の確保に他ならず、人の諍いは持たざるものと持てるものの競合いなんですね。
キリスト教の知識があればもっともっと楽しめる作品だと感じます。
皮肉にも惜しみなく与える神は惜しみなく奪う人間をつくったとはなんとも物悲しい。
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