「【6/3更新】フュリオサの目力に乾杯!」マッドマックス フュリオサ Basieさんの映画レビュー(感想・評価)
【6/3更新】フュリオサの目力に乾杯!
時間の関係で地元の映画館でまずは鑑賞。
11.70m × 4.80mの1番大きなスクリーンだったのですが、
開始前から後悔の噴出が止まりませんでした。
「このスクリーンの大きさでは、スケール感が味わえないのでは・・・」
案の定、不安は的中。
俯瞰の映像も多く、世界観にどっぷり浸るにはやはりIMAXでないと満足できないと実感しました。
でも作品自体には大満足です。
フュリオサの幼少期を演じたアリーラ・ブラウンからアニャ・テイラー=ジョイへのバトンタッチも極めて自然で全く違和感がありません。
ふたり共「目で物を言う」タイプなので、キャスティングの勝利と言えるのではないでしょうか。
残念だったのは、トム・バークの演じた警備隊長ジャックの終わり方とディメンタスのキャラ。
ジャックは、あんなに寡黙で実直で何かやってくれそうなキャラクターなのに、
あれで終わってしまうとは。。。
でも、最後が明確にされていないので、もしかしたら再登場があるかもしれませんね。
クリス・ヘムワーズの演じたディメンタスは、
どちらかと言うとモブキャラ寄りの扱いで憎めませんでした。
行動が行き当たりばったりで、MADレベルも高くない。
その分最後の爽快感が薄まった気がします。
これは、クリスのせいじゃなく、脚本や監督のせいだと思いますが。
怒りのデス・ロードと比較するとドラマ性が強い本作品ですので、
どちらかと言うと今回の方が自分は好みでした。
ですが、フュリオサの誘拐や義手になる件など、
展開の分かっている話をなぞるのは、やはり切ないですね。。。
明後日IMAXでまた観てくるつもりです。
【6/3更新】
シネマトゥデイの記事に以下の内容(抜粋)が載ってました。
『バーク自身も、ジャックが死んでしまったのかなどの情報は知らされていなかったといい、ある日、メガホンを取ったジョージ・ミラー監督に「僕は死んだのですか?」と直接質問したという。すると、ミラー監督は「あぁ、そうだ」とジャックの死をあっさり認めたそうで、バークも「ウェイストランドの大多数の人間はそうです」と終末世界の厳しさを痛感したという。』
ガックシ。。。。
こんにちは
フュリオサが自分の負傷した左腕をちぎって脱出するほどの時間が経っており、これだけの時間を引きずり回されれば、原型がなくなるくらいの状態になったと思われ、死は免れないと感じました。